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どんなに良い習慣でも一度止めると、再開のハードルは初回よりも高い!
- CATEGORY 自己啓発な感じ
- UPDATE : 2017.08.28
- LAST UPDATE : 2017.08.28
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今までできていたことが、たった1回止めたことによって、再びできなくなっている。
しばらく休んでも、ずっと続けていたことなのだから、復活させるのは簡単だと思っていた。
ところが、復活させようとしても、大変だった、ツラかったことばかりが思い出されてしまい、良い習慣だったと分かっていても再び取り組めていないことって無いだろうか?
「良い習慣は才能を超える」今朝の朝礼チームで、教えて貰った言葉だ。
本当にそう思う。
例えば英語の勉強が習慣にできたら、話せない私でも、おそらく半年も経たずにけっこう話せるようになるだろうし。
毎日読書を2時間できたら、相当な知識が貯蓄できる。
でも上述のように、勉強や読書は習慣化になりにくい。
習慣には種類があって、
思考のエネルギーを消耗しないでできるとことと、毎回思考のエネルギーを相当使うものとがある。
思考のエネルギーを消耗しないことは、習慣になりやすく、消耗してしまうものは、習慣になりにくい。
エネルギーを消耗しないことは、人によって多少違いはあるものの、歯磨き、布団を直す、靴を揃えるなど一旦習慣になってしまえば、思考のエネルギーをほとんど消耗しない。
歯磨きも、手磨きから電動歯ブラシに変更した直後は、磨き方の順番やブラシの当て方など思考を使ったが、慣れてしまうと、磨く流れもほぼ毎日同じになっているはずだし、同じになっていることもいちいち考えていないはず。
これは思考のエネルギーを消耗しない状態。
一方思考のエネルギーを消耗することは、内容や作業などが毎回変化するので、その都度「考える」という作業が発生すること。
何十回、何百回と続けても、経験曲線はあったとしても、思考のエネルギーを消耗することは習慣になりにくい。(経験曲線=個人や組織が特定の課題について、経験を蓄積するにつれ、より効率的にその課題をこなせるようになること)
ただ、この思考のエネルギー消耗して、習慣になりにくいことも、毎日取り組む「意識は習慣化できる」のと、何らかの「続けるメリットをしっかり認識する」ことで、消耗からくる、休みたい誘惑を上回ることが可能。
一つ目の「意識は習慣化できる」は、人は何かを決断するときには、エネルギーを使う。
例えば普段早起きしていない人は、起きること自体にも、毎日決断をすることにエネルギーを使っている。
目覚ましがなって、まだ眠い状態。
いや、あと15分寝よう。
でも15分寝たら、朝が忙しくなる。
駅まで走ろう
朝食はコンビニで買えばいいか?
もう一度15分後に目覚まし時計をセットし直そう。
という具合に、朝からさまざまな決断をしている。
でも、「毎日朝5時に必ず起きる」決めていたら、起きることに対しての決断は発生しない。
目覚ましなったら、何も考えずに、ただ起きる。
この決断をしないことが、意識の習慣化だ。
次の何らかの続けるメリットとは、自分のモチベーションが上がるポイントと置き換えたほうが分かりやすいかも。
例えば、私が早起きするのにモチベーションが上がったポイントは、
朝礼チームの話しを聞くことで、朝から前向きな気分になれる
毎日起きられている私ってすごい(自己肯定感)
実は、読書時間が増やせた、ブログに取り組む時間を増やせた、頭がスッキリしているので、仕事が早い、などのモチベーションよりも、精神的なことのほうが私にとってはモチベーションがあがるポイントだったりする。
これをしっかり認識しておくと、例えばたった一回起きるのをやめたら、私にとっての心理的ダメージが大きいので、たぶん続けられるんじゃないかと。。
過去にやった取り組みで、もう一度習慣にできたり、あらためて取り組めたりしたら、自分の人生のなかで大きなアドバンテージになると分かっているのに、再開できないことがある。
やりたいのにハードルが高すぎて、ものすごいジャンプ力が必要になっている。
ここ最近この気持ちと向き合ってわかったことが、再開は一回目よりも大変だということ。
例えば私が近々再開したいと考えているのにどうしてもできないのは、二つ。
積極的な仕事の営業と小説を毎日書き進めること。
積極的な営業は、おそらく四年ほどやっていないし、小説も半年以上毎日書き続けたのに、再開できない。
再開しようと思っても、ツラかった、大変だったという感情ばかりが思いだされてしまい、どうもやる気になれない。
じゃあその二つが、そもそもやりたくないのに無理してやっていたことなのか?と考えると、そんなことはない。
営業行為自体は、好きだし、仕事も好きだ、たくさんの新しい出会いや勉強になることも知識も経験も増える、なんといっても自己成長に繋がるし、お客さんに喜んでもらえたら最高に嬉しいし楽しい。
それなのに再開しようと思うと、ツラかったことばかりが浮かぶ。忙しすぎて眠れなかったとか、具合が悪くても休めなかった、失敗をしたetc.
小説を書くのも、書いているときは楽しかった。ドンドン想像力が高まるし、書いていないと、内部圧が高まってきて書きたくなる。昼間ふと、新しい展開が思い浮かぶと、早く帰りたくてしようがなかった。
それなのに再開しようと思うと、ツラかったことばかりが思い浮かぶ。
人は知らないということ自体が、ものすごい武器になるときがある。
知らないがゆえにできてしまう。
よく自己啓発系のお話しで登場するのが、ノミの話。
ノミはジャンプ力が高いので、コップにノミを入れても、飛び跳ねて、出て行ってしまう。
しかしコップを蓋すると、ノミはジャンプしても、飛び出せないことを知る。
しばらくして、蓋を外してもノミは、コップの口よりも高く飛ばなくなる。
見えない壁によって、ノミはもう、コップの外には出られなくなる。
という話。
人間は、楽しいことや嬉しいことよりも苦しいことツライ事のほうが、想像しやすくできている(希に逆の人がいるけれど)
なので、どうしても自分に定着させたい習慣があるならば、やり続けることが、一番簡単。
今週の朝礼チームは、ルーティンを作りましょうという課題がある。
まずは、自分のやりたいルーティンをしっかり考えて、それはどうしてやりたいのか?どんな良いことがあるのか?
自分のモチベーションの上がるポイントはどんなことか?と一生懸命考える週にして、今週中にスタートできれば良いなと思う。
やりたいのにできない二つのこと、ちゃんと向きあおう。
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