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結婚できない問題は、問題と思っている本人の問題である。彼は現状で満足しているかも知れない。

問題は、問題と思っている本人の問題である。ゆえに全ての問題を自分に置き換えなければ解決は出来ない。

例えば男女のカップルを例に挙げると、

A子は結婚をしたい。結婚をしたいのに、B男が結婚をしてくれないのが問題だ。

これは明らかにA子さんの問題である。

なぜならばB男は現状で満足しているかも知れないし、B男が何を考えているかと、一生懸命考えたところで、他人の考えをすべてを知ることは出来ないからだ。

「だって結婚は二人で決めることじゃないか」と言っても、二人の問題として共有できない限りは、A子さんの問題なのだ。

例えば、A子さんが「結婚してくれないなら、B男さんと別れる」と言ったことで、B男が「A子と別れたくないから結婚についてきちんと考えよう」と考え方を変えれば、これは問題の共有をしたことになるかも知れないが・・・・・・。

 

そもそも問題とはなにか?

問題とは、「現状」と「あるべき姿」との『ギャップ』ということなので、問題解決をするには、そのギャップを埋めることが解決方法になる。

あるべき姿を別な言い方に変えると「理想の私」であるわけだけど、先ずは思い浮かべて欲しい。

すると「理想の私」にはいくつもの条件があることに気がつくだろう。

その条件を満たしてくれそうだから、B男と結婚をしたいと思っているわけだ。

「条件なんて無い、無条件にB男を好きだから結婚したいのよ」ということさえも、無条件に好きな相手と結婚できる「理想の私」ということになる。

ただ条件は、異性に興味を持ったり、好きになったりする部分で欠かせないことなので、条件付きであっても問題無いと思う。

なので、理想の私を先ず特定してみよう。

やり方は簡単、自分の理想を書けばいいだけだ。

(例)結婚における理想の私

  1. 好きな人と毎日過ごせる
  2. 両親を安心させられる
  3. 穏やかな夫と穏やかな日々を過ごす
  4. 子供が居る
  5. 趣味を続けられる
  6. 専業主婦になる
  7. 金銭的に老後の心配を無い状態になっている
  8. 自分たちの家族を築いて行く
  9. 精神的に支え合える関係を継続している
  10. 社会的に安定しているように見られている

詳細に書けば、50項目ぐらいは軽く出てくるはずだ。

 

A子さんの現状

  1. 38歳だから早く結婚したい
  2. これ以上年を取ると出会いが無くなる
  3. 子供が居ない
  4. 子供が出来にくくなると心配している
  5. 両親が心配している
  6. 彼が毎日会ってくれなくて悲しい
  7. 新しい人を探している時間がない
  8. 一年もの月日を彼に費やしたのだから
  9. 束縛したいのに出来ないことが不満
  10. 彼に自分以外に好きな人が出来てしまうと心配

たくさん書けたら、似たもので分類する。

と理想の自分と現状がハッキリすると、そのギャップが問題となる。

問題を解決するにはさらに問題という大きな固まりから、問題点という小さなものに分解しなければならないんだけど、その前の前提として、

問題は、「他責」を「自責」にしなければならない。

自責とは、自分で解決できる事にすることだ。つまり、上記の

理想の自分が、「好きな人と毎日過ごせる」。

で、それに対応する現状が、「彼が毎日会ってくれなくて悲しい」

となると、そもそも自責になっていない。なぜ自責にしなくてはならないかと言うと、他人は変えられないからだ。

だから、「彼が毎日会ってくれなくて悲しい」→を例えば「毎日会いたいと思わせる私になる」という考え方にして、勉強や楽しいことに夢中になっている方がポジティブで、これは自分で解決できる問題になっている。

それと毎日会いたい=結婚することが、A子さんの問題解決にはならないわけだ。

一つずつ、分解して考えていった結果、多くの問題解決が一度に出来る方法が、結婚という形になり得るかも知れないが、もしかしたら別の方法がベストなんてこともあるかも知れない。

他人が変わってくれたのは、こちらの思いに共感をしてくれたときだけで、考え方を変える切っ掛けを作っただけで、変えさせたのでは無く、その人がこちら側の思いを知って、考え方や行動をかえてくれただけ、その人も自分で自分を変えたのだ。

 

あとがき☆☆☆

事例を複雑な問題にしてしまったばっかりに、ちょっと書き切れないことがいっぱい出来てしまったが、今日のところはここまでにします。

今日のありがとう☆☆☆

スムーズに終了できました。wさんsさんありがとうございました。

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