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別に私は正義感が強いわけではないけれど、電車の席は譲ります。
- CATEGORY そこはかとない話
- UPDATE : 2016.03.31
- LAST UPDATE : 2016.03.31
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今日は東京横浜間を電車で二往復したのだけど、一度目の東京行きの東海道線車内で衝撃的なものを見てしまった。
時間は11時ぐらいで、車内はかなり混雑をしていた。
気がつくとドア付近に三十代前半の母、その母の胸元には0歳児、その足下には母に両腕に捕まれてほとんど寝そうで、ぶら下がっている状態の3歳児ぐらい。
バギーにたくさんの荷物を入れていたので、もはや3歳児をそこに寝かせることも出来ない。
荷物と子供を入れ替えるにしても、混雑していたので、身動きが取れない状態のように見えた。
私とその女性との距離は3メートルほどで、私は座席の中央付近に立っていたので、「誰かに席を譲って貰いましょうか?」と声をかけられるほどの距離でもない。
しかし次の停車駅の川崎は数分で到着をする、川崎で降りる場合は、座席に座らせて3歳児を寝かせたくないという考えもあるだろうと、少し様子をみることにした。
川崎に停車するとちょうど、その女性の斜め前の座席が空いたので、女性が3歳児を座らせようと動くと、女性の隣に立っていた、50歳ほどのサラリーマン男性がその椅子に座ってしまったのだ。
その男性は座ってから何食わぬ顔で1,2分スマホをいじっていたが、眠り出してしまった。
明らかにその男性にもその親子を見ているはずなのに。
とうとう3歳児は首を後ろに反らして完全に寝ている。
すると、反対側の席に座っていた六十代のご婦人が気がつき席を譲ったのだ。
子供を寝かせると、その横に座って居た同じく六十代の男性が席を立って、母親にも座らせた。
なんとも言えない嫌な気持ちになったので、友人にそれを話すと、友人はわりと冷静な見方をしていて、
今の若い世代の男性はイクメンなどと言って、一緒に子育てをするお父さんが増えている。
しかし五十代ともなると、仕事中心で家庭のことは全て奥さんに任せてきたなんて男性も多く、子育てをしていないから、どんな時に大変なのか、どんな時に助けたらいいのかと、そもそもそう言った発想がないのではないかという。
確かに20年ほど前ならば、バギー(当時はベビーカーと言っていた)のたたみ方も知らないご主人なんて山ほど居た。
そんな頃だったら、親子に席を譲らない男性のことを見ても、私はその人に嫌な思いを感じることもなかったのかも知れない。
でもあのサラリーマン風五十代男性は間違いなく、会社でも家庭でも嫌われているはずだ。そう思うことで今日の嫌な光景は忘れよう。
今日の渾身の一枚☆☆☆
今日のありがとう☆☆☆
T先生、今日もありがとう。
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