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「泥眼」④ 小説書きの練習中。
- CATEGORY そこはかとない話
- UPDATE : 2016.01.29
- LAST UPDATE : 2016.01.29
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登場人物
主人公 私=小池絵里 35歳
元の夫=岡部浩明 絵里の元夫40歳
1/25日からスタート
『泥眼』これまでのあらすじ
離婚して一年、元夫の浩明に自分のことを気に掛けて欲しいと思い、絵里が始めたブログは単なる日記になっている。別れてから浩明の行動と女性関係が気になるようになり、ブログとFacebookのチェックは日課となっている。
前回のあらすじは、突然離婚したいという浩明との回想シーン、今後の関係性を考えて、離婚に応じるものの真相が気になり始めた絵里。
*****
(前回のお尻の部分)
多くの浮気をする気がない人達は、FacebookなどのSNSで、自分の家族やパートナーを公開してしまっているように思う。
公開していない人達は、自分のパートナーや家族を披露することで、今後一人に限られてしまうことを意識的に避けているのではないかと思ったことがある。
浩明もその一人だったのかも知れないと、引っ越し間際で考えずにはいられなくなった。
浩明が離婚をしたいと言いだした真相は、浮気が原因だったのではないかという考えが頭から離れなくなった。
そんなこともあり先日、離婚経験のある友人に悩みを聞いて貰うと、離婚原因に関する時効があるという。
例えば、私たち夫婦は裁判所の関与しない、双方の話し合いだけで離婚を決める協議離婚をした。しかし後日何らかの精神的苦痛があったことを理由に、慰謝料請求する場合は、離婚成立後も3年、財産分与が2年とその間であれば請求可能なんだそうだ。
しかも、ほかの原因で離婚した場合でも、後で浮気の事実を知った場合は、その日から3年間有効だという。
友人は私のためを思い、教えてくれたわけだが、まったく余計なことを教えてくれたものだと思ってしまったのである。
なぜかというと実際に一人になってみたら、悲しさや寂しさで恨む気持ちが出てくるかも知れないからだ。
離婚届けが受理された日と、私の新しい住まいの賃貸契約が済んだのは同じ日になった。
彼は私が出た後に引越をすることと、必要なものは全て持っていって構わないということ、掛かる費用はすべて出してくれること、そして私の引越が済むまでは会社に近いビジネスホテルで寝るということになった。
私の引越は離婚が成立した二週間後に、今の横浜のマンションに移り住んだのだ。それから早一年が経過した。
離婚をしてから、浩明とのLINEメッセージのやり取りが増えた。月に何度か食事もしているし、私が都内に出たときは、彼の会社に立ち寄ることもあるから、結婚生活があったときよりも会話は増えているのだ。
しかし不思議なことに電話を掛けると出てもらえない、一度も出てもらった例しがない。LINEメッセージよりも電話で話した方が早いと思い、何度か掛けたことがあるがいずれも、電車の中だとか会食中だとかの返信メッセージが返ってくる。
返信ができるぐらいだから、電話にも出られるのではないかと思う。しかし何度掛けても、出てくれないのだ。
続く――
あとがき☆☆☆
この先の「ちょっと良いかも!」という展開が浮かんだので、下調べが必要になりました。何日かこれは中断するかも(結果的に、大したことのない展開になってしまうかも知れませんが・・・)
構成がまとまるまで、通常のblog書きます。また、いきなり書き始めて、細切れで構想しているせいか、だいぶ破綻が見られます。これはあとで見直したいと思っています。
と言うのも、両親、親戚から電話があり、おもしろくないから「見直せ」と・・・も~本当に笑うわ~(笑)しかし素直に聞くことにしました。
今日のありがとう☆☆☆
おもしろくないと言ってくれるのは、親、親戚ぐらいだと思うので、ありがとうございます!
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