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結果に執着するか行動に執着するか。
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- UPDATE : 2016.12.15
- LAST UPDATE : 2016.12.15
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昨日何気ない会話をしていたときのことだ。
「私は自分の感情をコントロールすることの方に興味がある」
と言ったのだけど、振り返ってみると、三十代前半ぐらいまでは、色んな感情が湧き起こって、けっこう苦しかった。
108の煩悩全部抱えちゃってるんじゃないかと思うくらい。
でも今は、心がかき乱されるような激しい感情にもならないのは、年齢のせいで感情が鈍くなっているのか、色んなことに慣れてきたのか?
ただ、激しい感情はなくとも、漠然とした不安はもっている。
不安を解消しようと努力をするけれど、すべてぬぐえないし、一つの不安が消えても別のことで不安になるし。
全部の不安解消は難しい。
つまるところ人間は、不安を抱えてしまうようにできているんではないかと思う。
でもその不安を利用するのも昔に比べて上手くなった。
何年か前に、今や超人気のコーチから、月二回のコーチングを受けていたことがあって、毎回繰り返し色んな問いかけをされた。
その頃は、コーチからの問いかけは、単なる私の課題だったのだけど、最近になってから「あ、こういうことだったのか」と妙に納得した。
もし不安があったら、自分に質問をすればいいのだと。
コーチからの問いかけは、不安を望みに転換させる作業の一つだったんだなって。
例えば、大して結婚願望も無いのに、老後の心配で結婚したいと思ったときがあった。
いまでも自分のこの先の人生に不安はある。でも結婚したってたぶん違う不安が出てくると思う。
だから自分に質問してみたら、不安がちょっと方向転換できて、希望に近くなった。
50才になっても結婚できる自分になろう。だから、少しでも若く見えるように見た目に気を遣う。
結婚しなくても、一人で生きていける生活力をつけよう。だから、新しい仕事をドンドンしていこう、勉強をしていこう。
心身共に健康でいよう。だから運動しよう、食事に気を遣おう。
なんだか健全。
100点満点の答えを探す方が大変。
50才で結婚するためには、どうしたらいいか?なんてことの答えは出せない。そんなことに執着するのも微妙だし。
そして結果に対して執着すると不安が伴う。でも結果を得るための行動に執着するのは、精神的にも安定すると思う。
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