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テレビ番組を見なくなって、なんだかんだ15年ぐらい経っていたので、せっかくだから、メリットを考えてみた。

私がテレビ番組を見なくなってから、15年ぐらい経つと思う。

ただ、まったく見ていないかと言ったら、そんなことは無く、我が家にもちゃんとテレビはあって、正確に言うと、テレビ番組を見る習慣が無くなったと言って良いかも知れない。テレビ番組を見なくなって、なんだかんだ15年ぐらい経っていたので、せっかくだから、メリットを考えてみた。

遊びに来た友人がテレビの音がないと駄目な場合は、付けているし、実家に帰れば正月特番を一緒に見ているし。

 

なぜTVを見なくなったか。

 

テレビをみなくなった理由は、単純にウルサいと感じるようになったからで、はっきりと認識したのは、転勤で大阪に居たときのこと。

当時、新規開拓営業ばかりしていた私は、仕事量の調節がまったく出来なかった。

 

運良くお仕事を頂けるようになれば忙しくなり、要領も掴めないまま、どんどん増えていくので、忙しさで酷いことになっていた。

 

数ヶ月連続残業時間も100時間を余裕で超えていたが、正式に申告すると怒られるので、タイムカードは退勤させて深夜までやっていたし、もちろん休日出勤も当たり前にやっていた。

 

そして私の身体が限界に近づいた頃に、会社でお局様と言われている方が、助っ人をしてくれる事になった。

二人でやっても毎晩深夜になってしまったため、毎晩会社から歩いて帰れる我が家に、二人で帰る生活が3ヶ月近く続いた。

助けてくれた人に対して、お局様と言うのも失礼だが、本当に力がある方だったので……

 

短大を出て入社、色々な部署で幅を利かせて18年、その手腕を買われて会社の要とも言える部署に配属されていた。

仕事の知識は豊富で、機転は利くし、他者に対しての強制力がハンパなく、彼女が私の仕事をしばらく手伝うようになったと会社的に正式に決まったときから、私の作業上の不備を指摘する人もいなくなり、スムーズに回り出した。

もう本当に一人で大変な思いをしていたので、まるで神様のように感じていた。

ただ問題があった。

場所は大阪、当時38才独身、大阪特有のいわゆる強烈なオバチャンなのである。

一緒に居てツラかったのは、とにかくウルサかったこと。

足音はドンドン、バタバタと大きいし、いつも話している、ずーーーーーーと喋り続けて居る、一人で話し続けている分にはまったく問題ないが、必ず言葉の前か後ろに「ナベちゃん(私のあだ名)」が付くので無視できないのである。

「ナベちゃん、あのな――」「――だと思わへん?なーナベちゃん」と必ず名前が付くから、それがどんな話であっても、返答をしなくちゃいけないのである。

しかも3メートルと離れていない距離に居るのに、20メートルぐらい離れているように、大声で話しかけてくる。

私は日中、営業先でたくさん話して疲れているから、もう話したくないし、聞きたくないのだ。

でもお構いなしにずーっと話し続けている。

さらにここに大音量のテレビが加わる。

・・・・・・

どうだろうか、想像してもらえただろうか。

この頃にテレビの音がうるさくて駄目になったのである。

とはいえ、彼女にはものすごく感謝をしている。

未だに毎年正月には電話をくれる。本当に世話になったし密度の濃い時間を過ごした人である。だから大事にしている。

年明け早々1時間以上の愚痴電話や毎年内容がほぼ同じでも、10年以上私は感謝し続けている。テレビとの決別をさせてくれたのも彼女なのだから。

テレビ番組を見なくなって良かったこと。

今となっては、良かったことも忘れてしまって、比較も出来ないくらいなのだが

一番はネガティブ報道による、ネガティブな刷り込みが無くなったことが良かったと思う。

時事問題についても先入観が無くなったと思う。そもそも、時事問題を知らないとも言えるけど・・・・・・

また、連続ドラマなどは10代、20代の頃は大好きだったので、見られない日や録画を忘れた日を悔やむことは無くなった。

何もしていない、無駄な時間を過ごしたと感じる時間が少なくなったと思う。

音が無い=寂しい。では無くなった。

色々な物事や出来事をよく考えるようになった。

たまにテレビを自宅に置いていないという人もいるけれど、私は絶対に見ない派ではないから、テレビ好きの人とも一緒に過ごせる。

しかし、テレビの音が無くては落ち着かないという人や、休みの日に朝から晩まで、大して見たい番組も無いのに、暇つぶしでゴロゴロしながら、テレビを付けている人は、単なるテレビ好きとはちょっと違うと思うし、消して欲しいと言えないと思うので、嫌かも知れない。

見ていなくて困った事

時事問題を知らなくて、適当な事すら言えないときがある。

流行ワードについて行けない。

例えば、どういったワードかと言うと、

2015年の上半期 流行語予測なんかを見ても、「あったかいんだから~」を知らなかった。

これは友人が真似をしていたのを聞いて、知らなかった私は、その場でググったから知ったのだ。

でもユーチューブを見ても、なぜ流行しているのか、全く理解が出来なかった。確かに歌は上手いかも知れないが、上手い歌と、ネタがミスマッチ過ぎて、まったく笑えなかった。

皆が笑っているのは、違う理由がありそうだ。

近年一番困った事と言えば、テレビ局の番組のプロデューサーをやっている方と恋愛対象として、知り合う機会があって、学歴、経歴も素晴らしく、男前だったので、私としても会話を弾ませたいわけだ。

テレビを見ていない私でも、話題作や広告費がたくさんある場合は、ストーリーや主演を知っている場合がある。

担当した番組の中には、かなり話題の作品もあったそうで、いくつかのタイトルを教えてくれたが、一つも知らなかった。

そして、話の中で番組の名前や女優、男優などの芸能人の方々の名前がたくさん出てきても、超有名人以外は殆ど分からないので、話題を深められないし、撮影スタジオに誘ってくれたこともあったが、知らないことが更にバレるので、行くと言えなかった。

結局この方とは、進展することはなく、なんとなく疎遠になったせいか、心残りだったので、最近になりお茶に誘ってみた。変わらず男前だったが、すごく小さく華奢に見えて、男性らしさを感じられなかったのである。

私の男性の理想体型は、少し前までは、モデルみたいに、にスラーッとして、横から見ると、薄っぺらい、まさに彼のような体型の人が好きだったはずである。

しかし、近年は自分でも鍛えるようになってしまったせいで好みが変わったのか、やたらとマッチョに魅力を感じるようになっている。

大胸筋や上腕二頭筋を見て、「めっちゃ鍛えていそうだな」と思っただけで、自然にニヤケテしまうのだ。

話はずれてしまったが、テレビを見ない場合、他の事で雑ネタを増やさないと、話題が貧弱になるし、共通の話題を作ることが難しいかも知れない。

ちなみにテレビ番組も意識をして、見るときがある。

それも30分以上飽きないで居させてくれる番組が必要なので、Apple TVで「Hulu」を見ている。

テレビ番組を見なくなって、なんだかんだ15年ぐらい経っていたので、せっかくだから、メリットを考えてみた。

どんな時かというと

室内バイクトレーニングしているときである。(自転車に負荷器具をつけてこぐ)

海外ドラマなんて見だしてしまうと、面白くて止められなくなるから危険です。

貧血が重度化したのは、もしかして、このせいかも知れないと、ふと思ったりして・・・・・・

 

あとがき☆☆☆

今週末は3日連続スクーリングです。

ブログは2週間続いたものの、レポート課題が予定通り出来ていなくて少し焦ります。

 

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