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メモをとる方法。パソコン入力が良いか?手書きが良いか?
- CATEGORY お仕事系
- UPDATE : 2017.03.16
- LAST UPDATE : 2017.03.16
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近年、セミナーに行くとパソコンでメモを取りながら、受講している人がとても多い。
IT関連セミナーであれば、パソコンメモの人の方が断然多くなる。
実際にちょっと前に参加したWEB制作関連セミナーでは、8割がパソコンメモで、気がつくと四方をパソコンに囲まれていた。
さすがに四方となると、タイピング音がうるさかった(私は手書きノートだった)
これはもう時代の流れとしか言いようがない。
パソコンでメモを取るメリットは、
なんだか文明の利器は素晴らしい。
ではデメリットはなんだろうか?
パソコンメモ派は、たぶん「いやいや、そんな事ないでしょう?」と言いたくなるかも。
でも、話を聞きながらパソコン画面に集中している光景は、私たちには、昔からなじみ深い光景だ。
そう、どこかで見たことがある。
それは、テレビドラマの団らんシーンで、夫が新聞を見ながら、妻の話に適当な相づちをする。
そんな夫の態度を見て、妻が「もう!ちゃんと聞いてよ!」と不満を爆発させるのと同じ構図だ。
また、人の話を聞くときに、腕組みをしている人は、心理的に防衛反応の現れだという見方をする人もいる。
だから、人の話を聞くときは、腕を組まない。できれば手のひらを上にしておくのが、話が入って来やすいし、対話になりやすいと言うのは、もはや常識だ。
ところが、パソコンメモは、相手との間に壁を作り、視線はパソコン画面になってしまう。
まぁ、一方通行で講師の話を聞いているだけなら、講師が話しにくいぐらいかもしれない。
しかしグループに分けられていて、対面している人が居た場合は、若干印象が悪い(私はそう感じている)
仕事の打ち合わせでも、パソコンで入力している人もいる。
実際、私も先日はじめて、打ち合わせ時にパソコンでメモ入力してみた。
もう便利、便利、お客さんと話をしなくていいし、対話になってないから、お客さんが沈黙に耐えられず、ドンドン話してくれた。
そして、なんて言ったって話す速度に入力がついていけるし、その後、家に帰ってきてからの仕事が早い。
もう、私もすべてパソコンメモにしようと思ったほど便利だった。
しかし、問題があった。
ビックリするほど、記憶に残っていなかったからだ。
打ち合わせを手書きでメモした場合は、ノートを見なくても、答えられるようなことが、パソコンメモは驚くほど、記憶から消えていた。
確かに普段、自分で入力したブログの内容でさえも翌日には、ほとんど覚えていない。
読んでくれた人たちがコメントをくれて「そんなことを書いていたっけ?」と自分で読み返さないと、返信出来ないことばかり。
明らかにパソコンメモと手書きメモでは、記憶力に差がある。
ちなみに、ブログを毎日継続するようになってから、セミナーなどの学習効果が高くなった。
なぜかと言うと、書いてきたメモを、ブログネタにしようと試みるからだ。
その工程は、メモを見返す→自分の頭のなかで整理する→自分の体験と絡めて、アウトプットする。
さらにブログを書き上げて、読み返すので、最低3回は反復していることになる(それでもほとんど忘れるが)
でも、セミナーなどのメモを見返す人は、たったの8%らしい。
8%ってめっちゃ少ない。
私もたぶんブログをやっていなかったら、書いたメモは一生見ないものばかりだったと思う。
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