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コンセプトも味もオーナーの考え方もファンになってしまった。おからパーフェクトマフィンのカフェリコ
- CATEGORY 横浜が好き
- UPDATE : 2015.10.15
- LAST UPDATE : 2015.10.15
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先日、横浜元町にあるCafe Ricoに行き、念願のおからパーフェクトマフィンを買ってきた。
ランニングで片道6キロ弱、2,300円しかポケットに持っていかなかったので、ギリギリ4つ購入できたけれど、手持ちが足りなくて、横浜の新名物に認定されたバラのマフィンが購入できなかったのが少し残念。
今日はこのマフィンちょー美味しいんだけど!っていうことと、コンセプトのお話を少しだけ。
曲がりなりも私の仕事は、広告に携わっているし、広告主と一緒になって商品コンセプトを一から考えることもある。その中で、深い思いや薄っぺらい想いや様々なことを知る機会をいただく。
そもそもコンセプトは商品の原点、スタートラインとも言えるので、本当に大切なことで、お店や商品の見せ方には、広告表現や写真が上手だとか下手だとか、そういったことも関係あるけれど、コンセプトに共感してもらえたら、顧客と強い絆で結ばれる。
と、いっては大げさかも知れないけれど、ファンづくりには欠かせない要素の一つだ。
この店(おからマフィン)を知った切っ掛けは、今や私のライフワークとなっている、パン&スイーツ研究活動、略して「パンツ活」の一環で、この本を読んで知り、
あ~、コンセプト素晴らしいな~と思い、
さらに、レシピ本を買って、
作る前に先ずは本物を味わってみよう。と、買いに行ってみたわけです。
オーナーの重野さんのブログを読むと、2015年4月発売の「おからパーフェクトマフィン」レシピ本を作った切っ掛けが書かれていてる。
『この本を作ったのは、
子供たちのおなかが心配だったことが、
大きな理由です。
家庭でお母様が、日々のおやつとして
おからマフィンを作ってくれたらいいな~と。
そんな思いがあるのです。』
というのも、近年の子供は食べ物の変化から、便秘になっていて、何日も出ていなくても親も気がつかないというような問題が起きているらしい。
私も、中学生のときに、ある日突然、立てないくらいの激痛に襲われ、顔は真っ青、脂汗は出てくるわで、授業途中に保健室→救急外来→腸のレントゲン→影で真っ白だったことがあり、この真っ白な腸内の影は、もちろんアレです。
いつが最後の便通だったかと記憶にない、究極の便秘の結果だった。
共学で、学校のトイレで大をしたこともない私が、お陰でクラスのほとんどの人に、便秘はどういったものなのかと知識を与える切っ掛けを作ってしまったのだった。
子供のころは便秘なんて気にしていなかったけれど、本来あるべき食生活を送っていれば、自然に排泄されるのでしょうが、ちょうどマクドナルドやコンビニができて、これまでの生活になかった食べ物が手軽にあって、そういった食べ物を買いに行くのも楽しみな時代だったと思うし、腸内環境に悪いなんて認識はこれっぽっちもなかった。
母親達だって、おそらくマクドナルドやコンビニへ行くのが楽しみだったのではないだろうか。
今思えば、この頃から本当に意識をしなければ、腸内環境を守ることが難しくなっているから、時代が腸内環境を作っていたんだと思う。
実はこのおからマフィンのコンセプトは、「注文を受けてから体に負担のかからない素材で手作りする、おなかにやさしい焼き菓子」だ。
お店を構えているけれど、全国からネットで注文を受けて、作ってすぐに冷凍をして、クール便で配送している。
素材はバターも乳製品、白砂糖を使わない、ベーキングパウダーはアルミ入っていないもの。たっぷりのおからと野菜やドライフルーツで作られていて、まるで健康オタクのママが家族のためを思っているようなお菓子だ。
そしてこの商品を作った方の経歴が素晴らしいのだけど、私も憧れているル・コルドン・ブルーで学んだお料理研究家さんだった。ところが大腸癌を患ってキャリアを休止せざるを得ないことになったそうだ。
健康を取り戻してから、再び作ったのが、このお腹のことを一生懸命に考えた、おからマフィンだった。
お味はといいますと、コンセプトをお腹でしっかり感じさせていただきました。
これがおからだとは思えない、味と香り、食感で、体に良さそうな自然な味わいでした。けっこう満腹感があって、四つ食べるのに三回三日掛かったので、満足感は十分だったことが想像してもらえるだろう。
味もコンセプトもファンになりました!
ショップのURLです。ラッピングも素敵なので贈答用でも喜ばれると思います。個人的には一本一万円の栗のパウンドケーキが気になりましたけど。
さて本物の味を確認したので、忘れない前にチャレンジしたいと思う。
あとがき☆☆☆
お店でオーナーと少しお話をさせていただきましたが、とても穏やかな雰囲気の素敵な方でした。間違いなく腸には幸せホルモンがたっぷりだと思います。
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