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主人公の思いとシンクロした日

家から大桟橋までは、ランニングコースで、往復約7キロぐらいなのだけど、今日はちょっとスピードを上げて走ってみた。

 

主人公の思いとシンクロした日

夜の11時頃だったが、連休のせいか人も多く終電に近い時間でも、海辺に座っているカップルがたくさんいた。

今日辺りイベントも多かったのだろう。レンガ倉庫につくと、まるで昼間の時間帯のように人が歩いている。もちろんデート中の男女ばかりだ。

すれ違う人たちの表情が見えない暗がりを黙々と走り抜ける。大桟橋が見えるところまで来て、ふと空を見上げた。

満月の月明かりは、分厚い固まりになった雲をぼんやりと照らしていた。

 

主人公の思いとシンクロした日

あと一ヶ月もないなと思う。

2016年の十三夜は、10月13日になる。いま私が書いている小説のタイトルは、十三夜。

これは現在所属している大学の卒業論文に値する小説だ。

提出日も10月13日までとなっていて、いま書き進めている小説も、13日で仕上げて終わりにしようと計画をしている。

本締めきりは来年なので、もちろん先生から校正が入れば、都度修正はしていかなければならないが、私の中での〆にしている。

 

あと一ヶ月もないと言うのに、小説書きに時間をあてられなくて、ストーリーもモチベーション的にも、少々停滞気味だった。そして、主人公の思いをすっかり、見失ってしまっていた。

そんなことを考えながら、もう家から3キロ以上、休まず走って来た。

呼吸はだいぶ苦しくなってきている。でもスピードを上げれば上げるほど、私自身は無心になっていき、主人公の思いがドンドン自分のなかに入ってきていた。

iPodからは、クラッシックがゆっくりと流れていて、自然にバイオリンの音と呼吸が共鳴してくる。

大桟橋の先端へと進む道は、坂道になっていて、勾配に負けじと、勢いをつけて登って行った。

上がりきると、呼吸がゼイゼイ、心臓はフル稼働しているのを感じて息苦しい。ところがそこで、主人公の思いとシンクロしてしまった。

あぁこれだ。この苦しさを書かなくちゃいけなかったんだ。って主人公の気持ちが分かった瞬間に、泣けてきた。

復路はほとんど泣きながら、走って帰ってきた。大汗かいていたし。でもまずはすぐに、パソコン開いて、埋められなかった主人公の気持ちを、書き綴った。

主人公の思いとシンクロした日

やっと埋められた部分は、現状ひどい状態だけど、なんとか十三夜に間に合いそう。良かった。

ついでにこんな気持ちがわいた。「小説家になるぞ」って息巻かなくても、私が書いている物が、世に出る必要があれば、そういう形に、自然になるのだろうなって。

だからそこにはもう、こだわる必要もない気がしてきた。ただ自分が決めた目標はきちんとやっていこう。2017年8月長編3本完成。

 

☆プロに近づくための毎日撮影

主人公の思いとシンクロした日

☆小説の仕事1,000字

A小説目標12万字=累計64423 /誤差-39568字/今日の達成字数 809

☆理想のスタイルに近づくための腹筋、スクワット50、ラン、スイム、バイクいずれか。

腹筋50/スクワット50/ラン7km

☆今日のありがとう

シンクロしてくれてありがとう。

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