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人は自分に必要なものかどうかを一瞬で判断している。

私が広告関連の仕事に就いたころ、国内100店舗越え(当時はまだ半分)のビジネスホテルを担当していた。

この頃は、マーケティングの勉強なんてしていないので、お客さんに言われたものをそのまま作成していた。いや、作成している「つもり」だった。

お客さんの希望をそのまま作成する人に伝えられるなら良い方で、それ以前に希望をきちんと聴くこともできていない、私の知識もないからろくな物ができない。

お客さんの言葉+私のイメージ=ダメダメ広告のできあがりだった。

その1つの例が、ある日シニア向けの宿泊プラン広告を作成した。

まだ若い私は、シニアといえば、もろおじいさんおばあさんのイメージだったから、メインの写真にこんなのを使って提案をした。(写真を選んだのは私ではない)

人は自分に必要なものかどうかを一瞬で判断している。

当時は、先方の営業部門の一番偉い方が担当してくださっていたので、こういった写真を使ったデザインラフを見て、

「こんのダメです。シニアって言ったって、もっと若々しいモデルを使わないと、誰も宿泊にこないよ」

と言われた。この言葉今だったらもの凄く分かる。そして結局使った写真は、これに近いイメージだ。

人は自分に必要なものかどうかを一瞬で判断している。

こんな感じのもつかったかなー。

もうぜんぜんシニアっぽくないし。人は自分に必要なものかどうかを一瞬で判断している。

例えば私はもう初老の年齢だ。若いころは初老の年齢は想像したくないほど、とんでもなく中年に思えていたのに、今となってはぜんぜん若くてビックリする(昨日のブログに書いたけど、自分は若い思い込み)

デザインや写真は広告のイメージに強く表れる。だから細かい文章を読まなくたって、自分に必要なものかどうかを一瞬で判断している。

本人は自分のことをまだまだ若いと思っているのに、自分の頭のなかより年上に思える写真の広告は対象ではないと思うわけだ。

 

振り返ってみてもその頃は、お客さんに自信を持って伝えられることは、少しもなくて、むしろお客さんに教えてもらう方がずっとずっと多かったように思う。

いまでもFacebookで繋がっていただいている、昔のお客様が何人かいるけれど、私はそういった方々に本当に教えられたし助けられた。

いまの私があるのは、お客さんのお陰だと思う。

今日の渾身の一枚☆☆☆

 

人は自分に必要なものかどうかを一瞬で判断している。

今日のありがとう☆☆☆

ゆうこちゃん、吉井君今日は楽しかったです。ありがとう。

今日の小説1,000字☆☆☆

A小説=7/7までの目標5万字/現在累積30,299字/今日の達成121字

今日から7/7までに推敲もしながら50,000字にする。

今日の腹筋50スクワット50回/ラン、スイム、バイクいずれか☆☆☆

腹筋50/スクワット50/

一日15分30捨て(捨てる物が無くなるまで継続)

今日は15捨てしかできなかった。

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