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口から出てしまった言葉に消しゴムはない。話し方教室で学んだ話

口から出てしまった言葉に消しゴムはない。話し方教室で学んだ話

今日は話し方教室の3回目の講義だった。

今回も心に残ったことは色々あるんだけど、心当たりがあるせいで、「本当にそうだな」と思ったことを最初に書くと、

「言葉は消しゴムで消せない」ということだった。

紙で書いたことは消せるけれど、例えば誰かを傷つけるような言葉を発してしまったとしても、それは二度と消せないのだ。

もの凄く当たり前のことなんだけど、言った本人は忘れてしまう。しかし言われた人はずっと心に残って忘れない。だから人の自尊心を傷つけるようなことは絶対に行ってはならないということだった。

「悪いことを言ってしまった」と気がつけばまた良くて、気がつかないで言ってしまっている場合もあるかも知れないので、言葉は本当に怖いかも知れない。

 

さて、教室の雰囲気にもだいぶ慣れてきて、積極的に質問もするようになったせいか、気分的にはすでに上手になった気がするのは気のせいだろうか→気のせいだ。

今日は二分間のスピーチ発表会があった。

当然自己評価はめっちゃ低いのだけど、それでも事前に仕込んでいた分、ましだったかも知れない。

 

今日の講義の中で、話の上手な人は裏でものすごく練習をしているという。例えばリンカーンが急遽1時間の持ち時間で話をしてくださいと言われた。

リンカーンは快く受けて1時間話したそうだ。

しかし五分間で話をしてくれと頼まれたときは、一週間時間を貰わなければ話せないと言い、

次に三分間で話をしてくださいと頼まれたときは、十日時間を貰わなければ話せないと言ったそうだ。

これは短い話ほど準備を用意周到にせよといった事例で紹介された話だった。

通常1時間も話すなんてもの凄い大変な気がする。しかし1時間話す分には、言い直しも補足も可能であるからなんだそうだ。

この教室では、必要な事を必要なだけ話せる人になろうということが一つの目標になっている。一つの目安としては、無駄な言語ナシで1,2分でキッチリ相手に伝えるよう心得る。

口癖は論外で、「えー」「そのー」「えっと」は全て言わないように直す。

私も「えっと」が口癖になっているので、直すように気をつけたいと思う。

それと今日は話の材料の集め方についての話があった。

話し方教室で、「なぜ話が出来ないのか」と何度かに渡ってアンケートをとった結果。話す材料がないということが一番大きな原因だった。次に材料はあっても組み立て方が不明ということだったそうだ。

これらを解消するには、

  • 材料を持とうと努力をする→新聞や本→集めた物を日を決めて見直す。
  • 観察力を養う→気にとめる、心にとめる
  • 問題意識を持つ→子供のような知的好奇心を持つ(なぜ、どうして)
  • 自分の意見を持つ→鵜呑みではなく自分の頭で考える→スピーチ材料として考える

話のうまい人や話す機会が多いひとは、こんな事を常日頃やっているのかも知れない。努力しなければできないことだけど、折角お金を払って勉強をしているのだから、私もやっていかなくちゃと思った。

と言っても、私の場合、材料集めても、話す機会ぜんぜん無いので、活用するタイミングがなさそうだけども・・・・・・

 

今日のありがとう☆☆☆

広ちゃん、今日も楽しかったです。ありがとうございます!

話し方教室の皆さんありがとうございます!

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