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なんでも費やす時間の差

仕事が好きな人のほうが、仕事での成果は出しやすい。なぜかと言うと圧倒的にそこに費やす時間が多いからだ。

仕事が嫌いな人と仕事の好きな人の一番大きな差は、仕事が嫌いない人は仕事のことを考える時間が減る。

仕事が嫌いだから、仕事を忘れる時間を作る。思考から仕事のことを消そうとする。

一方仕事が好きな人は、仕事をしていないときも仕事のことを考えている。好きだから普通に考えていられる。

一見、仕事を一旦忘れた方が、パフォーマンスが高くなるような気もするけれど、人の能力なんて大差ないから、やっぱり費やす時間が多い方が成果は出しやすい。

 

そう言えば、昔わたしは文章を書くのが苦手だった。嫌いだった理由は、時間もかかるし、うまく文章を書けなかったからだ。

でも、SNSやメールが当たり前に生活のなかに入って来て、自分の意思を伝えるのに文章が必要になった。

文章がたくさん必要になったから、たくさん文章のことを考えた。そうしたら近年は文章を書くことが苦にならないし、だいぶ好きになった。

もしも避け続けたら(避けられないけど)、文章を作るのは嫌いのままだったかもしれない。文章のことを考え続けたから、好きになったんではないかと思う。

究極には仕事も考えれば考えるほど、成果も出るし、得意になるし、好きになるんじゃないかと。まったく逆で、好きだから、得意になって、成果も出るのかもしれないが。

 

いまは言葉で自分の考えていることを言葉で伝えるよりも、文章で伝える機会のほうが断然増えた。まだあと何年かは、どんどん文章は増え続けると思う。

それを過ぎたら、テレパシーみたいに、言葉や文章にしなくても伝えられる手段ができるかもしれないけれど、しばらくは文章を使いこなせた方が何かと役立ちそうだ。

なんでも費やす時間の差

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