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人は自分の価値観に基づいて判断している。そんなことはわかっちゃ居たが、より理解できた話

私は昨年の8/1からスカイプ朝活で脳トレ朝礼に参加している。

休んだのは、たった2日。それもミュート参加だったり、そのあと文字参加(代替)で参加しているので実質的に、休まず参加していることになる。

朝5時から起きているので、毎日参加するためには、そのための生活サイクルを作っていかなければならず、これがけっこう大変だけどやる価値がある。

 

今日は朝礼のなかで、スピーチ訓練をする機会があるのだが、それをはじめてから、自分と人との価値観の差を認められるようになったという話をしたいと思う。

おそらく昨年末くらいだったと思う。チームリーダーである脳科学者の岩崎イチローさんが、スピーチの仕方で、出来るだけ自分の出来ているところに焦点を当ててスピーチをすることで、非認知能力が鍛えられるので、そうしていきましょうと促してくれたことがあった。

 

その日から、出来ていなかったことは、工夫するスピーチをするようになり、出来ていることは、もっと強化できるようにとスピーチを意識してきた。
そうしていく中で、自分の変化に気がついたことがある。

朝礼の最後に、チームのなかでスピーチが良かった人に贈られる賞で、ベストスピーチ賞というのがある。

実は私は、毎日ベストスピーチ賞を目指して、朝礼に取り組んでいる。
なので、「今日のスピーチは良く出来た!」と思ったときに、BS賞を貰えないとがっくりしてしまう。

特に、「今日は全員です」と言われると、余計にがっかりしていた。

でも、しばらくやっていくうちに、私自身が自分の価値観に基づいて、BS賞を決めていることに気がついた。

 

これに気がついたことによって、世の中の人の全員が自分の価値観に基づき判断をしているだけで、自分が偶々スポットを浴びたからと言って、自分の価値が上がったということではないんだ。

社会の人たちにスポットを当てて貰えること、他人から賞賛されることが、自分の価値を上げることに繋がるという考え方をしていた。

他人に賞賛されたいと思っている限り、社会のための活動であっても、利他主義ではなく、利己主義精神が働くことになる。

まぁ、あらためて考えてみても、世の中そんな人ばかりなわけで。。

しかも、今頃気がついたの?って言われそうだが、元々気がついていたけれど、より深く気がついたってことだ。

なので、気をつけていきたい。

他には、脳トレ朝礼で、この仕組みは凄いと思ったのが、これもイチローさんが教えてくれたことだ。

一般社会では、出来る人がスポットが当てられるのが普通。

でも集合知性を発揮するためには、どちらかというと出来なかった人に、声がけをしていく。

例えば朝礼であれば、うっかり寝坊してしまった人に、声がけをしていく。
朝礼に参加したばかりのころに、寝坊した人に対して「よく眠れましたか?」「出来たら文字参加お待ちしてます」って声がけをしていて、ビックリしました。

けっきょく異常者でないかぎり、普通は悪かったと思うわけで、自分が出来い人であることを認めたくないばかりに、だんだんと関わりを避けるようになってくる。

他の朝礼チームでは、スタート時が15名以上いるのに一ヶ月も経たないうちに、毎日の参加者が3,4人になっていた。
居なくなる過程で、起きられなかったことに、いい訳をしている人がたくさんいた。

でも、それに対して、出来ている人が、バカにしているわけでもなく、なんと言ってあげていいのか分からなかっただけ。
人には得意、不得意があるのだと思うし。

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