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小説とルポの違い――小説とは何か?比較をして初めてみえたもの、その1
- CATEGORY お仕事系
- UPDATE : 2015.10.20
- LAST UPDATE : 2015.10.20
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自分が小説を書いてみたいと思うようになってから、小説とは何かと考える機会が多くなった。
今日は小説ルポタージュの違いを、見比べたことを2回に分けて書いてみたいと思う。
小説について今日までに、ブログの中でも書いてきたことは(書いていないこともある)
などだと思う。よって現時点での私の小説とはなんぞやを一文にすると、
「小説とは、洗練された技術や言葉が仕組まれた物語で、書き手の感性を通じて、表現されたもの」
ただし先々変わっていくと思うので、これは現時点での考えだ。
ルポタージュは、ルポとかレポとか略されている場合もあるが、全て同じ意味で、ルポは、フランス語のルポルタージュ(Reportage)の略で、レポは英語のレポート(Report)の略。
これらは取材記者やジャーナリストが、テレビや新聞、雑誌などの媒体を通じて行う現地報告のことである。
最近小説書きに取り組んでいるわけだけど、文章に深みを出すためにどのようにしたら良いかとしばしば思い悩んでいた。深みを出すための描写を文章にしていくときに、かなり気を遣うからだ。
なぜなら初心者小説のまったく洗練されていない文章を読み、深みを意図した、紋切り型の文章や自分に酔った描写を読んで、ぞっとしてしまったことが何度かある。
気持ちは分かるけれど、上滑りしていて、描写したことの意味をなしていないのだ。だから私は、所詮初心者なのだから技術が身につくまで、さらっと書いていた方がよっぽど良いと思っていた。
しかしそうも言っていられなくて、このところ小説を読んでも、一点集中の勉強で、どのように感情を一言で表すことなく描写しているのか、ということばかりになっている。(面白いときは忘れてしまっているけど)
芸術と言われる作品の中には、長々と常に描写されていて、難解なものもあるけれど、そういった小説だとたいてい私は眠たくなってしまい、その作品自体に入り込めなくなってしまう。
一方小説には物語の進行で、重要な役割を果たす場面がいくつかあり、例えば「悲しかった」と一言で感情を言い表すのではなく、その悲しさを表すような描写をした方が、仕掛けとなって後で効果を発揮する場合がある。
これは書けるようにならないと、薄っぺらい小説になってしまうし、小説を書く上で避けては通れない部分でもある。そして現時点の私は全くと言っていいほどできていないのだ。
そんなときに、ルポと小説の比較をした文章を見て、一つ前進できた気持ちになったものを書き留めておく。
続きはまた明日。
あとがき☆☆☆
週末は大学の授業でした。お友達になった人と月一公募をやっていこうと約束していた。そして一回目は今月末のR18だったけれど、16日の時点で私は文字数16,000字以上書かなくてはならないところ、半分しか書けていなかった。友人はプロットだけだった。笑
で、結局仕事や(彼女は家庭)、課題レポート、論文研究の短編提出がある中でちょっと無理があったねという結論に達し、月一公募は止めて、別な公募を目指そうということになった。
公募にトライしていくと公言していたら、これをプレゼントしてくれた方もいてしっかりやらねば!と思った次第です。
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