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本当は違うことを書くつもりだったけれど、短編っぽくなってしまいました。その3
- CATEGORY そこはかとない話
- UPDATE : 2015.09.05
- LAST UPDATE : 2015.09.05
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なんだかんだと、続き物になってしまいました。
昨日は、私も睡眠薬を混入された疑いがあるところまで書いた。
私が会社員で営業職をしていた時代に、都内の独立行政法人に頻繁に出入りしていた。
そこで働いている方々は、その行っている仕事と釣り合わないような身なりをしていて、中には高級時計で裕福な匂いがする人たちがいた。それもそのはず、そういった人たちはだいたい、いわゆる天下りだった。
私が取引させていただいていた部署は特に天下り密度が高く、以前はどこの会社に居たなんてこともわりと気軽に教えてくれたので、元はあそこの官僚だな。なんてアホな私にでさえ想像がつくくらい、まだ天下りがオープンな時代だったのだ。
そんな中でまだお仕事をいただいていない偉い方から、時々呼び出されては、見積の依頼を受けて、打ち合わせをしていた。
その方の年齢は、おそらく55才前後であったと思う。
見積依頼や企画の相談はしてくれるのだけど、そのたびに、
「今度食事に行こう」
と仕事とは関係の無い話が多くちょっと迷惑な人だった。
この時の誘いも、もう何度目だったのだろう?
「まだ仕事も出していないんだから、私が接待してあげるよー」
と、なんとなく本当に仕事に繋がるのだろうか?と思わせるぐらいの軽いノリだったが、お断りする理由もう出てこなかったし、私が新規で口座を開いた会社さんだったから、規模を増やして行きたいなんて思いもあって、誘われることにした。
後日の待ち合わせは、その方の指定の日本酒が美味しいという店で、場所は新橋の小料理屋、お店の中でも奥まっていて人目につきにくいテーブルだった。
その方が日本酒好きだと言うので、私もあまり飲み慣れていない日本酒で付き合うことにした。
よく話す方で、殆どの時間を一人で話し続けていた。
話の内容でとても印象深かったのが、自分には30代の彼女が居て月にいくらか手当を渡して付き合っていると言うことだった。
その女性は川崎でスナックのような飲み屋もやっていて、その開店資金も出してやったとか。
なんだか仕事相手とするような内容とはほど遠く、さらに自分と付き合えば金銭的な援助をしてやれると言った変な方向に展開していったのだった。
話の展開にどう反応していいのか分からぬまま、同時に、飲め、飲めとやたら酌をされて、そのうち私は、話を聞いていられないぐらいに酔いと眠気に襲われた。
水を飲もうが、お茶を飲もうが、どうやっても眠気に勝てなくなったので、酔いすぎてしまったことをお詫びして、帰ることにした。
ところが、帰ろうと思っても一人で歩けない状態になっている。
とにかく眠い。
飲み慣れない日本酒を調子にのって、飲んでしまったからか?
酔いすぎてしまいその方に申し訳無い。
など考えを巡らせるものの、一人では歩けないので、腕を借りて、引きずられるように店を出た。
その後その方が、
「ビジネスホテルに泊めてあげるから、明日そこから出社をしなさい」
と言った。
頭では絶対に寝てはいけないと思っていたが、身体がどうにもならなくて、仕舞いには背負ってもらって、新橋のビジネスホテルに入って行った。
続きはまた明日。
あとがき☆☆☆
この週末金~日までまた三日間びっちりスクーリングです。
本日も既にお決まりになっている、終了後スイム連にしました。
東京体育館は学校から歩いて10分ぐらいなのでとても便利です。でも5日前のトレラン25キロから、何もトレーニングをしなかった日が月曜日の一日だけのせいか、今日はさすがに頑張りが利かなかったです。
とはいえ2時間15分殆ど休まず泳いで来ましたけど。
でもやっぱりまだぜんぜん駄目です。今日は人が多くて、平泳ぎの同じ人に3回も蹴られたり、しぶきを浴びてうまく息が吸えなかったりすることが多く、ビックリしてついつい立ってしまいます。
一人では足の着かないコースで泳ぐ勇気もなく、まだひたすら初心者&低速&足が着くところで泳いでいます。
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