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闘魂と意思力の違い

今日、本を読んでいて、なるほどなぁ思ったのが、闘魂と意思力の違いについて。

闘魂という言葉を、普段思い浮かんだり使ったりすることが、ぜんぜんなかった。

 

燃えよ闘魂とか、昔はマンガでもあったような記憶だけれど、高校球児だとか、明日のジョーだとか、健全な闘争心というようなイメージだろうか?

わりと男子には闘魂という言葉が当てはまるけれど、女性や少女漫画にはでてこないような言葉なので、あまりその意味を考えることもなかった。

 

そもそも闘魂って、なんだか古くさい言葉のような気がするし。

使っている字が持つイメージからして、スポーツマンシップな感じだし。

 

でもでも、いやいや、そうなんだ!って、闘魂と意思力の意味をしると、自分が立てた目標の質によっては、意思力では成し遂げられないようなものがあると気がついた。

 

あと3kg痩せるとか、ダイエットのような一過性(永遠の人もいるが)の目標は、意思力でも達成可能だ。

でももっと長い期間や自分の人生をかけて取り組んでいくようなものは、意思力では達成できないのかも?って、妙に納得してしまった。

 

わりと目標を立てたり、その目標を達成するために、モチベーションを維持しようと努力はするものの、思うように取り組めないことがある。

なんらかの理由をつくっては、後回しにし、とにかく誘惑に負けやすい。

私の小説書きなんかが、まさにそうなんだけど、壮大な目標を立てたわりには、本当にへなちょこで、ぜんぜん予定通りに進まない。

なんでこんなに意思が弱いんだろう?と小説に関しては何度も思ってしまった。

 

目標を立てる理由は、理想の状態に近づきたいという思いがあるからなんだけど、目標に向かって進んで行くこと自体は、スケジュールや健康管理、取り組み方などわりと戦略的に考えていかないと達成できないので、その行為自体ががおもしろかったりする。

おもしろいと思っているのに、小説に関しては、本当にできていない。

でも、今日読んだ本のなかに、

意思力は「誘惑に打ち勝つ心」

闘魂は「一生懸命続ける情熱と努力」

 

と書いてあった。

みょうに納得。

小説や仕事は、誘惑に打ち勝つだけでは、足りなかったんだなと。

闘魂は、もっというと長いことひとつのことに興味を失わず、コツコツと努力を重ねられる資質のことだそうだ。

資質なので、持って生まれた部分が多そうだけど、人が闘争心を育むには、自分自身が尊敬できる人と深い心の結びつきをもつことが大切らしい。

その上で人の役に立ちたいと、強い思いと感謝する心が育まれていき、人に不屈の闘争心が形成されていく。

 

じゃあ私の場合、闘魂を養うためには、具体的にどうするか?というのは、まだ浮かばないのだけど、これまで自分が恋をして、その人が尊敬できる人だったりすると、一時夢中になって仕事や趣味に取り組めたりしたのは、闘魂に近かったかも?

なんでも夢中で一生懸命に取り組むから、さらに好きになる。

普段からあらゆることに、そんな風に向き合えたら良いのに。

 

これオススメ~

なぜ稲盛和夫の経営哲学は、人を動かすのか? ~脳科学でリーダーに必要な力を解き明かす~

闘魂と意思力の違い

 

 

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