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起業して良かったことは、誰にも文句が言えなくなったこと。

会社に勤めていた頃と、自分で会社を作ってから大きく変わった部分は、良い意味で自責思考になったことだ。

自分の会社に様々な問題があっても、いろんなことがうまく行かなくても、全部自分の責任になる。

社会のせいだ、仲間のせいだ、誰かのせいだと言ったところで誰も救ってくれないし、何もしないでいたら、会社潰しちゃうので。

 

でも勤めていたときは、実際に誰かに文句をいうか言わないかは別として、いつも不満を抱えていたような気がする。

社長がダメだから、仕組みがなってないから、教育が出来てないから。

仮に自分の失敗があっても、会社のためにやっているのに、なぜ自分がこんなに嫌な思いをしなければならないのか?なんて考えるときもあったし。

ところが今は自分の考えや行動が、すべて自分の仕事(会社)に反映されるから、誰のせいにもできなくなった。

でもそうなって本当に良かったと思う。すべては自分にあると思えるようになってから、仕事に取り組む姿勢もお客さんとの関係構築も真剣になった。

もちろん会社に勤めているときから、真剣にやっていたとは思うけれど、たぶん力の入れ具合が違うような気がする。いまは本当にお客さんの幸せがダイレクトに自分に影響してくるし、一緒に喜べることも遙かに増えた。

でね、最近ようやく思えるようになったのだけど、以前は勉強って自分を守るためだとか、生きていくための武器になるとか、100%自分のためだった。でも学んだ事も人のために使えなければ、なんの役にも立たないんだなぁと思うようになってきた。

単純に学ぶこと自体が楽しいときや、コンプレックス解消のため、生きていくために必要な時も、もちろんあるかもしれないが、究極的には、世のため人のために使えるように・・・。

なぁーんて、まだ誰かの役に立てるなんで、言い切れるほどの知識も自信もないのだけど、本当にそうできる方向に向かいたいな。

 

 

起業して良かったことは、誰にも文句が言えなくなったこと。

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