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子供の習い事はスイミング教室がよいのではないでしょうか。水嫌いは一生続きカナヅチになる。
- CATEGORY スポーツと旅
- UPDATE : 2016.01.06
- LAST UPDATE : 2016.01.06
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水が怖くなった理由は、明らかに幼稚園のプールだろうって思うので、悲しい想い出を辿りながら、語りたいと思う。
私の水嫌いは幼稚園の頃から始まっていたのだけど、お風呂で頭を洗うときから、顔に湯がかかるのが嫌でしようがなかった。
にも関わらず、今でも忘れない幼稚園の屋上プールでの事件である。
これは実際の写真で、奥のオレンジ色のビキニ、白いキャップの弱々しい小さい子供が私である。
ブラは完璧なまでにズレている。
こんな深いプールに一人で入ったのも、この時がおそらくはじめてである。
子供のパワーゲームにおいては、体格がよく強そうな子から、幼稚園支給の浮き輪を確保している。私は当然浮き輪を貸してももらえない。
恐怖で体は小刻みに震える。ただ、ただ一刻も速く終わって欲しいと願っていた。
しかし遊泳のあとに待ち受けていたのは、ビー玉拾いゲームだった。
先生方によって、大小様々なビー玉がプールに投げ込まれ、奥深く沈み、底に散らばって行ったのだ。
次の瞬間、「潜ってビー玉を取った人から、出ていいよ~」と先生が言う、子供達は一斉に、沈んだビー玉を集め出す。
きゃーきゃー騒ぎながら、手いっぱいにカラフルなビー玉を持って続々とプールから出て行く。
数分後、残ったのは私だけだった。
ビー玉は全てが持ち出されていたので、玉取り合戦は終了したと安堵していた矢先に、残った私のために、先生がいくつか投げ入れてしまったのである。
私は水に潜って拾わなければ、一生この恐ろしいプールから出られないのだと思うと絶望的な気分になった。
沈んだビー玉は遙か遠くに見える。
なんとか手が届きそうな大きい玉を見つけた。片手を伸ばして見るが、水面は揺れ、底は湾曲して見え、正確な位置がつかめない。
ついには先生が側にきて「頑張れ、頑張れ、一瞬顔をつければいいのだ」とやめることを許してくれない。
どのくらい時間が過ぎただろうか。
何度か挑戦するも、水の底まで手が届かない。
そして顔が水につかないよう最新の注意を払い、片手を伸ばした。
その時だった。先生が私の手首を持って、親切にビー玉まで誘導してくれたのだ。
しかし先生の親切な手助けで、顔は水中に入ってしまう。慌てた私は、足を浮かせてしまったのである。
そう溺れてしまったのだ。
おそらく一瞬の出来事だろう。しかしこの時から私は足のつかない水中には行けなくなってしまったのだ。
もし私に子供が居たら、どんな習い事よりも先にスイミングスクールに入れるだろう。
あとがき☆☆☆
プールネタいっぱいある事に気づいてしまった。連載できそう・・・・・・
今日のありがとう☆☆☆
トライアスロンに興味を持たせてくれた友人達よ、本当にありがとう!いま泳げる様になって本当に嬉しい!
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