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甑島へ(こしきじま)VOL,4ーオススメひとり旅の離島
- CATEGORY スポーツと旅
- UPDATE : 2017.07.27
- LAST UPDATE : 2017.07.27
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甑島に到着した翌日の朝。前日の睡眠不足から、朝は起きられないと思っていたが、反対に興奮気味なのか寝付きも悪く、何度も目が覚めてしまった。
そして、夜が明けた5時半(日の出は関東より一時間近く遅い)
いても立ってもいられず早速、泳ぎに行くことにした。
海水浴ができるのは、日の出方向と反対側のため、まだ海は暗い。
そして、貸し切り状態で、ひとりも居ないし、船も無い、もちろん監視員もいないので、完全に自己責任で泳ぐという、1年前であれば海は怖かったので、考えられない行動なのだけど、海面は凪で水も温かいせいか、恐怖心もなかった。
とは言え、一応安全対策で、ツーピースのウエットの上着の方を来ているので、浮き輪を着ているのと同じ状態なのだけど・・・
海水は透明度が高くて、海の底まで見える。
水深どの程度のあたりで泳いでいたのか分からないのだけど、不思議と魚もいない。
15分ほど一人で泳いだだろうか?
小学生低学年ぐらいの子ども二人と、その母親が来て、海水浴をはじめ、キャッキャと魚を捕まえようとしている子どもたちの声が聞こえてくる。
魚がいるのか?と気になって、近くに行って「魚がいるんですか?」と聞いてみると、エンゼルフィッシュのようなシマシマの小魚が三匹いて、近くに寄ってくるという。
潜って覗いてみると、確かにそばに寄ってくる。
ふたりの子どもたちが、「お姉さん捕まえてー」と言うので(おばさんと言わないのがかわいい)魚に手を伸ばすと逃げるのだが、すぐに寄ってくるから、また手を伸ばすと繰り返していた。
そして一匹の魚が太ももに触れた瞬間にチクっと痛みを感じたので、刺激のあったところを手で触ると、ランニング用スパッツに穴が空くほど噛まれていた。
「この魚危ないかも!」と、子ども達にその穴をみせると、楽しい魚のつかみ取りは、一変し、危険な魚から襲われる恐怖の海となって、魚が寄ってくると悲鳴をあげる子ども達となった。
ちなみになぜ私は水着ではなく、ランニング用スパッツを履いているかというと、出発の何日か前にリゾート水着にするか、トレーニング用の水着にするか悩んで、両方出したままバッグのなかに入れ忘れてしまったようだった。
結果的には誰もいない海だったので、ランニングウエアーのままでもまったく問題なかったけど。
泳いだり、なにもしないで浮かんだり、十分すぎるほど楽しんで、一旦ホテルの部屋に戻り、今度は島散策に出掛けることに。
8時半になると、電気自動車か自転車が借りられる店のオープン時間だ(レンタカーは既に満車で借りられなかったので)
運良く、一人乗りの電気自動車が借りられたので、早速朝食を食べに行く。
お目当ては、「山下豆腐店」
こちらはネットで事前に調べていて、大豆バターを購入したかったので、必ず来ようと思っていた。
(大豆の油分で作ったとのこと。甘いそうなので、ピーナッツバターに近いのかも?)
古民家を自分たちで改装したらしいが、とてもオシャレ。
カウンターにいるのは次男さんで、長男がこの店を立ち上げて、忙しくなったので、福岡で就職していた次男さんは呼び戻されたそうだ。
お店では、出来たてのトーフや揚げを食べられる。
事前に予約をすると、豆腐作り体験も可能らしいい。
テーブルの足が昔のミシン。なかなかかわいい。こちらも手作りだとか。
出てきたのは、つくりたての豆腐の3種。
ベースの豆腐は1種なのだけど、味付けに変化をもたせていて、塩、オリーブオイル&塩、醤油とおかかがほんの少しかけてある。
続いて丸揚げ(形の丸井厚揚げ)を食べたのだけど、写真を撮り忘れてしまった。
油も良いのか、香ばしくてとても美味しかった。
WEBサイトもオシャレで、他には民宿を運営したり、マウンテンバイクの貸し出しもしていたり、LIGのBlogに取り上げられたりしている。
軽く腹ごしらえをしたあとは、観光案内地図を見ながら、すべてを巡ることにした。
まずは武家屋敷通りと八幡神社。
そして、標識もない山を不安になりながら登って見に行った風力発電。
都心にあったら、絶対にわざわざ見に行くことは無かったはず。
島のあちらこちらに自生する「かのこゆり」
もう、本当にたくさん咲いている。
そして今回大活躍だった、一人乗り用電気自動車
このタイプの電気自動車は、初体験だったが、めちゃくちゃテンションの上がる乗り物だった。まるでゴーカートなのだけど
かなりスピードがでる。
日が完全に昇ると、かなり日差しが強くて、窓もクーラーもない乗り物なので、走っていないと大汗をかく。
でもナゾだったのが、借りるときに免許提示も求められなかったのだけど、これは一体なにに属する乗り物なのか?
運転の仕方が、車とほぼ同じなのだけど・・・。
透明度ハンパない海水。
散策道があらゆるところにあるので、自力で登ってみたり下ってみたり。
途中、土砂崩れて道がふさがれているところもあるし、アドベンチャー感たっぷり。
でも、蜂が多くて、刺されやしないかと、びくびくしながら歩く。
左が池で右側が海という、複雑でおもしろい地形。元々は左側は海だったが、石が滞積してこのような形になったそうだ。
田尻展望所からみる、長目の浜
超ご機嫌ゴーカート。
道路もほぼ貸し切りで、すれ違う車も数えられるほどだった。
乗用車より遙かに楽しいかも!
車に乗らない人たちのためのバス。
レトロな感じでとてもかわいい。
ゴーカートのような乗り物にのっている私に道をゆずってくれる。
写真が多すぎてアップができないので、続きはまた明日。
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