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重度の貧血は、医療の手を借りないと、「一生慢性化するでしょう」と実感中の話。

以前、重度の貧血になってしまうと、医療の力を借りなければ自力で完治させるのは大変難しいということをこちらで書きました。

今日は、貧血を治すには医療の力を借りても、けっこう時間が掛かるというお話をします。

貧血の常識

私が重度の貧血になり、週一のペースで鉄剤点滴を行うことになってから、貧血で困っている女性のblogやSNSでの質問が目につくようになりました。

そしてほとんどの女性が、「貧血症は持って生まれた体質なのだろう」と思い込んで居る人が、なんと多いことか。

という私も、貧血体質なのだと思っていました。

そして希に鉄を吸収しにくい体質の人も存在すると、担当医から確認しました。

ですが、普通の食生活でも、鉄の摂取量が少なくなる傾向があると分かれば、体質と言うより、単純に摂取量が低いことから貧血になったと理解できます。

でも落とし穴があって、私も長年の貧血症は認識していたので、鉄剤のサプリメントは欠かさず飲んでいました。ところが完治すること無く、重度の貧血と軽度の貧血を繰り返していました。

対処しているのに治らない=そういった体質

なのだ。と思っていたのです。

 

貧血体質ではなく、単純に不足が原因

では、本当に貧血体質だったのでしょうか?

時系列で、血液検査の鉄量を追っていくと、はっきりします。

 

血清鉄(Fe)の推移

重度の貧血は、医療の手を借りないと、「一生慢性化するでしょう」と実感中の話。

6/11~毎週鉄剤点滴を行って、11回目でようやく基準値に近くなりました。

けっこう時間が掛かるんですね。

きちんと順調に増えて行っているので、鉄を吸収しにくい体質ではなく、鉄が普段の食事やサプリからでは、まったく足りていなかったのだと言うことがはっきりしました。

運動をしたくなってきたのは、3回目の採血7/21あたりからです。

数値としては29で基準値には届いていませんが、私の通常時の感覚でしたから、おそらく長年このあたりの数値をウロウロしていたのだと思います。

そして、もうかなり元気になっていまして、ランもスイムも普通にやっています。ただ先日ロードバイクで長めの坂がありましたが、他の方はスイスイ登ってましたが私は呼吸がツラかったです。一番ギアを下げてトロトロやっと登り切りました。

しかしこれまでの私に比べたらすこぶる調子が良いです。

 

なぞ、確認すること

ただ疑問があって、基準値の幅がかなり広いのですが、これは多ければもっと身体が楽になるということか?それとも基準値の範囲ならば呼吸などにも変化は無いのか?

基準値の高い方まで行ってしまうと、血の気が多くなって鼻血を出しやすくなるなど、あるんですかね?と疑問が湧いてきたので次回担当医に確認して、更新をしたいと思います。

鼻血は嫌です。一応女性なので・・・・・・笑

 

あとがき☆☆☆

本日も東京体育館までスイムレッスンに行ってきました。

もう50メートルは普通に泳げるようになりました。スピードもけっこう速くなってきて、その速さに自分でビックリです。今週もう一度行って、500メートルは泳げるようになってきたいと思います。

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