BLOG

自然界はまさに風の谷のナウシカ.虫も食わない野菜は人間が食べる野菜。

今日は3回に分けたうちの最終回

マーキュリーアカデミー 第14回講義 『 本物の「自然栽培」 を知る!! 』に行き、ナチュラル・ハーモニー代表の河名秀郎さんに、「自然栽培」の色々を伺ってきて、私が長い間悩んでいた冷え性の原因は、そこにもあったかも!なんて今まで聞いたこともない驚きの話が盛りだくさんで、有意義な一日だった。

今日は「自然界はまさに風の谷のナウシカ」の世界が繰り広げられているようだというお話。

 

虫も食わない野菜

農薬を使わないと虫が食う。「人間は虫も食わない野菜を食べている」。「虫も食わない野菜は危険」なんてことはよく聞く話である。

ところが実際自然の中では、農薬も肥料も使わない、遺伝子の組み換えをされていない種子である、本来の自然のバランスを保った野菜は、虫は食わないし、病気にもならないそうだ。

健康オタクの友人が千葉でかなりの広さの畑を借りて、自然栽培を行っているが、確かに虫に食われないキレイな野菜が作れているらしい。

どうも虫は、人間が食べても身体に良い物は食べず、人間が食べると良くない方を一生懸命食べているらしい。

人間が食べては良くないものは、農薬と肥料(科学、有機)を使用している、本来自然界にはあり得ない物でバランスを崩してしまった病気の野菜を自然の状態に戻そうとしているのではないだろうかというのだ。

人間の頭で理解できることではなく、すべては自然界の仕組みの中で成立しているため、これを科学やなにかでは説明しきれないと。

 

腐敗と発酵

一時期の私は酵母菌や麹菌を使ったり発酵食材を作ったりしてたときがあった。

今でも発酵食品のぬかみそや発酵玄米は続けているし、塩麹や甘酒なんかは麹を買って自分で作っている。

ただ酵母だけは難しい割には、失敗率が高いし、コスト的に見合わないので最近は作っていない。

どういったことが難しいかというと、うまく発酵に辿り着かず、腐ってしまうときがあるのだ。

以下の写真はナチュラルハーモニーで行っている実験で、ホームページから拝借してきたのだけど、

自然界はまさに風の谷のナウシカ.虫も食わない野菜は人間が食べる野菜。

自然栽培のキュウリ、有機肥料栽培、農薬をつかったキュウリだそうだ。時間の経過と共に自然栽培以外のものはドンドン腐っていく。腐った果てには、水に戻るそうだ。

自然栽培の野菜や米や果物は腐らず、発酵しやがては乾燥する。若しくは水に戻る。

ただし腐敗をさせる菌が悪いなどといった話でなく、自然界においては良い菌も悪い菌もなく、どちらの菌がそこに働くかといった話にしか過ぎない。

人間の身体にも常在菌がたくさん住み着いている。腸内細菌でも、悪玉菌が悪くて善玉菌が良いということでなく、食べたものによってどちらの菌がよく活動するかといったことなんだそうだ。

虫も菌も自然のバランスを常に保とうと働いている。本来の自然界にある状態に戻そうとしている。

この話を聞いていたときには、まるで風の谷のナウシカのようだと思ったのだ。

 

今日のありがとう☆☆☆

授業が学ぶ事が多くとても楽しかったです。先生ありがとうございました。

RELATED POSTS関連記事