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西丹沢トレイルランニング。トレイルランニング部の活動2015ラスト、やっぱり迷った?
- CATEGORY スポーツと旅
- UPDATE : 2015.12.07
- LAST UPDATE : 2015.12.07
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トレイルランニング部の活動で、年内は最後の予定となる練習会に行って来た。
今回の場所は西丹沢で、御殿場線の山北という駅からバスに3,40分乗り、丹沢湖の横から出発だ。
朝の東海道線はちょうど湘南国際マラソンの人達で溢れていて、巨大なかぶり物を抱えて乗車している人なんかも居て、大磯駅までは日曜日にしてはかなりの混雑だった。
山北駅に到着すると、一段と気温が低くなっていて、ダウンを持って来たことを正解だったと思った。
山北駅は、Suicaが使えないので、御殿場線の車内で精算をした。関東でもSuicaの機械が無いところがまだあるのだ。
久しぶりに現金で払ったのだが、日頃は電車賃なんて考えることもなかったので、けっこうな高額でびっくりしてしまった。
ワンマン電車で車掌は、車内案内、ホーム確認、検札、精算、運転まで全てを一人でこなしているのだから大忙しの様子だった。しかも電車は三両連なっているのに、バスのように運転席に近い一番前方のドアしか開かない仕組みになっている。
「ワンマン」ってそういう意味だったんだ!と始めてしった気がした。
機関車も展示してあるのどかな駅である。
バスを降りたところで集合写真。
撮ってくださった方は、ロードバイクで秦野から来ていた人だった。丹沢の山道を登っていくというのだから、関心してしまう。
とはいえ、車も少ないし景色は素晴らしいので、良い練習コースなのかも知れない。
スタート地点は玄倉(くろくら)という場所で、トイレやお菓子などが売っている小さな売店とキャンプ場(夏場)もあり、ベストな場所である。
今回この場所にしたのは、6月に行われたトレイルランニングの大会に五名が参加していて、最高に良いコースで楽しかったと聞いていたからだ、この時私もエントリーをしていたのだけど、重度の貧血だということが分かって(今は治った)、参加を断念。心残りになっていたコースだった。
いよいよ21㎞のトレーニングスタート。
2キロほど走りながら、ウォーミングアップ、緩やかな登り坂だったので、登山口に到着したときには既に、ダウンベストを脱がないと暑い状態になっていた。
この日は、山のプロフェッショナルのマスタロが八ヶ岳に入っているために、参加してない。いつもであれば、マスタロが山地図とGPSと長年の経験値によって、皆を導いてくれるので、私は山の地図をまともに見たことはない。
意味不明な線ばっかりで、見てもさっぱり分からないのだ。
他のメンバーもおそらく同じである。私と同じように最初から見る気がない者、マスタロと一緒になって地図を見ているふりをして、相づちを打っているが、おそらく一切考えていない者。
そんなわけで案の定、道に迷った。
予定の半分も来ていない7.5キロで、とりあえずオヤツタイムになった。
前日は結構な盛り上がりで、山地図を印刷して用意をしてくれたり、方位磁石を買って来てくれたり、娘から方位磁石を借りてくれたり、準備万端なはずだった。しかも男性陣は全員二度目のコースなのだが、
そもそも、開始10分で男性陣の会話がおかしかった。
「えーこんなところ登ったっけ?」
「ぜんぜん記憶にねーよ」
「最初が、すんげーキツかったなってことだけ覚えてる」
「キツかった分、景色が最高で、楽しかった記憶だけしか残ってない」
そして地図をみながら三沢さんだけが、「大丈夫、大丈夫、ここだけ間違えなければ大丈夫だから」と言っていたので、「間違えるとどうなるの?」と質問すると、「ここを間違えると下山ルートになっちゃうから早々に終わっちゃうの」と言った。
ここで迷ってしまうと、まったく疲れていないのに下山をしてしまう、皆であっちじゃない、こっちじゃないと迷ってみる。
しかし迷って出たところが、最高のビューポイントだった!
富士山イエーーーイ!
もう絶景だった。最高にいい気分になって、次なるルートを探すことに。
辿り付いた先は、さらにすごい絶景ポイントだった。
ここまでは車でも上って来られるらしく、鍋や宴会の人々がたくさんいて、しかも桜まで咲いている。桜の木が10本ほどあったので、花見シーズには賑わっていることが想像できた。
正面には富士山と桜、右手には丹沢湖も見下ろせる
相当お酒が入ってしまっている方に、カメラマンをお願いするも10枚以上撮ってもらったのに、皆がよい顔をしているのが無かったために女性優先で。集合写真。
そして、はしゃいだのは束の間で、下山ルートへ進む事に。
結局どこを間違えたのか分からないままだった。土砂崩れのため通行禁止になっていた道があったのでそちらだったのか?
ちなみにトレイルランニングの大会の場合、ハイカーに迷惑をかけるので、標識もない普段使用されていないルートの場合が多いため、大会当日でない試走などの場合は、山地図が読めることが前提だ。
下山ルートを辿ると30分ほどで街に出てしまった。
なんとも不完全燃焼な感じで、これからゆっくり温泉入って、宴会だね。なんて話をしながら歩いていると、名水百選に選ばれた酒水の滝の案内看板を発見した。
そこから歩いて1キロだったので、寄り道をすることになった。
「洒水」=「しゃすい」の名は、密教用語で清浄を念じてそそぐ香水を指すといいます。雄大なその姿は三段からなり、落差は一の滝は69m、二の滝は16m、三の滝は29mという豪快な滝で、古くから相模の国第一の滝とされ「新編相模国風土記稿」では、「蛇水の滝」と記されています。
この滝は鎌倉時代の名僧文覚上人が百日間も滝に打たれる荒行を積んだ地としても知られており、付近には文覚上人が安置したといわれる滝不動尊(不動明王「穴不動」)があります。(山北町案内から引用)
写真ではその美しさが表せないのが残念だけど、見に来て本当に良かった。
湧き水もあり「消毒してません」なんて書いてある。でもたぶん飲んでも平気なのよね?以前、大山で湧き水を飲んでいたご婦人たちがいて、「それ飲めるんですか?」って思わず聞いてしまったのだけど、たぶん美味しいのだろうな-。
滝への往復ランニングと寺の階段ダッシュ競争など、追加で2㎞ちょっとプラスして、オヤツを食べた分のカロリー消費も出来ただろうか?本日のトレラン距離は17.5km
引き続き女子部員募集中!今なら始めたばかりのYちゃんもいるので、短めの距離の練習もやっていくと思います。
年内は23日に登山部の活動で日帰り、年末にもう一回くらい大山に行こうか?なんて計画してるので、興味有る方は連絡ください。途中で退部したくなった場合は、一年活動しなければ自然退部できます。
【来年のトレラン計画】
2月14日(日) 第8回房総丘陵トレイルランレース (千葉県)
【28km・14km】
エントリー期間 2015年9月29日 0:00~2016年1月15日
http://www.fields-co.jp/boso/2016/
3月19日(土) 第6回 鋸山アドベンチャーフェスタ ・トレイルランレース (千葉県)
3月20日(日) 【34km・18km】
エントリー期間 2015年10月17日 0:00~2016年2月12日
http://nokogiriyama-adventure.com/2016/
4月3日(日) 第8回ハセツネ30K (東京都)
エントリー:2016年2月1日 午前10時から
4月3日(32km)
http://www.hasetsune.com/cup/about.html
4月24日(日) 第8回東丹沢宮ヶ瀬トレイルレース (神奈川県)
ハセツネもれたらこちら
【32.1km(7時間)】
エントリー期間: 2015年11月1日(日) ~ 2016年3月13日(日)
http://www.k-y-trail.com/higashitan/index.html
5月15日(日) 第8回道志村トレイルレース (山梨県)
【42.0km・20.4km】
http://www.k-y-trail.com/
6月以降は、選択肢がまだ少ないので春ぐらいに情報収集。8月か9月で遠目なところに遠征、あと今年は合宿も検討中。
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