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ノーぽちを自分のなかに定着させる

「姐さん、ノーぽちですよ」

ノーぽちという言葉をはじめて聞いたのはたぶん3年近く前だ。

不健康そうなその男は、自らをアイアンマンと言った(アイアンマン=トライアスロンの最高峰)

トライアスリートと言えば、筋骨隆々で強固なイメージを持っていたが、そんなイメージを覆すポチャリートいる「ポセイ丼」というトライアスロンTeamがある。

 

ノーぽちを自分のなかに定着させる

ある日友人マスタロがトライアスロン完走記念でご馳走してくれたときがあった。

そこに呼ばれていたのが、写真の左側。まったく運動ができそうにないこの男、前日に野辺山100キロマラソンを完走してきたばかりというからわりと超人。

この頃私もようやく、トレイルランニングがそこそこ走れるようになり、100キロが死ぬほどツライだろうなと想像だけはできた。

それでも25キロが最長距離の私に、不健康そうな目の前の男が

「姐さん、次トライアスロンに行きましょう。あ!いま心動きましたね、ちょっとでも動いたら、もうノーぽちですよ」

といった。

確かに私はトライアスロンに心がかすかに動いていた。

 

やべぇ~トライアスリートってみんなこんな体型なのかな?って、ニヤってた。

 

 

ノーぽちを自分のなかに定着させる

不覚にも親友マスタロのこの写真を見て、筋骨隆々の男たちを想像してしまったのだ。

 

ノーぽちは、ノータイムポチりの略で、心が動いた瞬間に動けという意味だそうだ。

この造語を作った方は、小野裕史さんという北極マラソン100キロとか砂漠マラソン250キロとか走ってしまう凄い方らしい。

 

斯くして私は後日、不健康そうなポチャリートたちに連れられて、トライアスロンショップへと足を運ぶことになった。

このときはまだノーぽちができなかったのだけど、最近はだいたいノーぽちするようになった。

ノーぽちはどんな効果があるかというと、

やってみたい興味がある→でも出来ないかもしれない→やっぱりやめよう。

という流れの「でも出来ないかもしれない」と考える前に、ポチッと申し込んでしまう。

実際に申し込んでしまうと、不思議なもので、どうやったら出来るかと考えるようになるしお陰で経験を拡げる事ができた。

お陰で一昨年と昨年は、いろんなことをやり過ぎてしまったので、途中苦しくなってしまった。

でもいつでもノーぽちできるぐらいの余力は残しておくというのが前提になったので、セルフマネジメント力は鍛えられたかもしれない。

是非ノーぽちお試しを。

 

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