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リベンジ!!横浜トライアスロン2018(でもスプリント)VOL、5

今年も地元横浜で、開催されるトライアスロンにエントリー。

しかし横浜のトライアスロンは、日本一時間が厳しいトライアスロンと言われていて、完走出来ない人も多い。

私自身も昨年はスタンダードで出場して、スイム1.5㎞を45分以内で泳ぎ切ることができず、競技中止になってしまった。

波が荒い、風が強い、透明度ゼロ、出場者も多いというなかで、怖い思いをしているから二度と出たく無いと思っていた。

しかも昨年は、河津のトライアスロンも時間切れになってしまい、ランに進めなかったので、トライアスロンをもう止めようかと思っていた。

でも気持ちのどこかで、ネガティブな気持ちを上書きしたいと思っていたのかも?

今年はいかに?

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スイムの試泳が終わり、スタート地点のポンツーンへ向かう。

去年はスピードに自信がなかったため、皆の流れにのって、流されながら最短距離を泳ごうと思ったため、右側の後列を陣取った。

これが作戦失敗で、あまりの人の多さに冷静に泳げなかっため、ブイの内側に流されてしまい、一度顔を上げたら、部位付近の人の多さで、回り込めなくなってしまって時間ロスをしてしまった。

 

今年はその失敗をしないように左側を陣取りたかった。

ところが詰めて並ぶように言われてしまったので、今度は中央の一番前になってしまう。

スタート前までは、もう5分ほどになっている。

我々の順の前に泳いで行った男性陣たちはいつ泳いで行ったのか?今思い返しても記憶にない。

ドンドン緊張してくる。

 

ポンツーンの上から自分の泳ぐ方向の目印を決めた。

係の男性に、回るべきブイ数を確認もした。

「三分前です」とアナウンスが入る。

ドキドキしてしまい、もうやりたくない怖いという気持ちが増してくる。

 

「2分前になりましたので、海の中からスタートしたい人は入ってもけっこうです」と再びアナウンスが入った。

ふと、誰よりも早くスタートして、泳ぎ切ってしまえば、ぶつかったりして怖いのや危険も無くなるのではないか?という考えが浮かんだ。

なぜこのタイミングで、そんな考えが浮かんだのかは今でもわからない。

でも、そう思えたことで、自分のなかで余裕が生まれた。

 

そこからの私の考えは、とってもポジティブで、

「大丈夫!もうそこそこ早く泳げる様になっている。

意外に普通に泳いでも、もう一番になれるかもしれない。

なので、うまくいけば、それが一番安全だ!」

と、思った瞬間に急にやる気スイッチが入った。

 

私より前に一人の外国人女性が海の中にエントリーした。

続いて私も入る。

周りを見ると10名くらいの人たちが離れた位置でぷかぷか浮かんでいる。

海に入ってから、何度か「前に出すぎですよ-流されてますよー」と指摘を受けつつ、もう気持ちはぜったいに一番早く泳いでみせると思うせいか、誰よりも前の位置を取ろうとしてしまう。

 

そしてプワーンという音とともに一斉にスタートした。

スタート50メートルくらいで、トップ集団と時々ぶつかりながら前に進み、やはり早い人はたくさん居るんだと、一瞬意気消沈したものの、昨年のバトルプレッシャーがぜんぜんなくて、スプリント参加者の人数の少なさに救われた。

それでも、多くの人とぶつかるので、2,3人平泳ぎでやり過ごしたあとに、再び追いつこうと泳ぐ。

一つ目のブイまではかなり遠く感じたが、一つ目を過ぎると、もうあとは戻るだけだ。少しでも早く戻らないと身体が冷えて風邪を引くので、さっさと上がろうという気持ちになる。

ツービートまで意識できる余裕もあって、一度抜かされた人を二人抜けたというのも気がつける余裕もおあった。

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