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ユーシン渓谷のユーシンブルーは本当に美しかった。VOL.2
- CATEGORY スポーツと旅
- UPDATE : 2017.07.05
- LAST UPDATE : 2017.07.05
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一つ目のトンネルをくぐると、明らかに気温が下がって、空気も澄み、心地良くなった。
山の中ではよくある現象なのだけど、山の複雑な形や木々によって、風の流れや湿度の変化によって、温度が急に変わったりする。
葵ちゃんと「別世界に来たみたいだね」なんて話ながら、歩いて行く。
そして、二つ目のトンネルの入り口に到着。
出口の光も見えないことから、明らかに長いトンネルだ。試しにM沢さんが先に入ってみると、もの凄く暗くて何も見えないらしい。
持って来た、登山用のヘッドライトをセットし、それぞれ頭に装着をする。
本当に暗い。しかもトンネルの中の方は、まるで手彫りを思わせるほど、壁がジグザグと波立っていて、今にも崩れてきそうなほどの迫力。
30メートルほど進むと、目指す方向も見えない暗闇に進んでいくのは、幽霊でも出てくるのではないか?行き止まりなのでは?と恐怖心がわいてくる。
仮に女子のみ、一人のみだったら、引き返してしまうと思うほど、もの凄く怖い。
早足で歩くと、余計に怖くなる。途中振り返ると、入り口も見えなくなって、さらに怖くなる。
ちなみに最後尾の覆面アイアンマンが撮影してくれた写真は、これ。
四人全員が、ライトを点灯していても真っ暗闇。葵ちゃんと私は手を繋ぎ、M沢さんにピッタリくっついていく。
距離としては、200メートルくらいだろうか?ものすごく長いトンネルのような気がした。
光がようやく見えてきたところで、最後尾から脅かされて「ひゃー」と叫びながら全員で猛ダッシュ
「あ~怖かったねぇ」と言いながら、M沢さんの、安心した顔。
後ろはトンネルでまっ暗。
しかしトンネルを抜けると、絶景が待っていた。
ここから下を覗くと
本当に秘境に入って来たような景色。
水も少しブルーになっている。
そして、しばらく歩いて行くと、ユーシン渓谷のユーシンブルーはいきなり見えた。
写真で見たとおりの美しいブルーが広がる。
深いところは、より青く透き通っている。
水が冷たいせいか、アルカリ性が強いせいか、藻や魚などの生き物がなにも生息していないようだ。
ちなみにここは、玄倉ダムというところ。
皆でテンション上がりまくりで、写真をたくさん撮った。
つづきはまた明日。
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