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なんと!ニホンカモシカがいた!川苔山(川乗山)ハイキングその2
- CATEGORY スポーツと旅
- UPDATE : 2016.11.25
- LAST UPDATE : 2016.11.25
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今日は、昨日の続き。
小雨の降る寒い川乗山の山頂を三分で出発して、今度はひたすら下る。
え~こんなところどうやって降りるの?と言いたくなるような、崖を下る。
この景色は、別に角度をつけているわけでなく、実際にこの見た目の斜面になっている。
山道になれているマスタロ隊長は、手を使うこと無くサクサクと歩いて行く。
雨も降ったので、落ち葉や濡れた岩でけっこう滑りやすい。
途中、マスタロ隊長が、「あ、これ熊の糞だ!」「けもの臭がする!さっきまで何かここに居た!」と教えてくれる。
奥多摩はツキノワグマが出るらしい。
入山するときにも、ツキノワグマが目撃されました。なんて看板を何度も見かけた。
そして私たちは出会ってしまった。
10メートルほど先に歩いていた、マスタロ隊長が、曲がりくねった山肌に沿って消えたと思ったら、目を丸くして数歩私の方へ戻って来た。
そして少し声を小さくして、
「ニホンカモシカいたーー!」
と…。
そぉーっと覗くと、私たちが歩いて行く道の真ん中に見たこともない生き物がいた。
目が合うとすぐに山を何歩か駆け上ったニホンカモシカが、今度は上から私たちを見ている。
ニホンカモシカって、鹿ではない。まったく違う生き物だった!
慌ててしまって、シャッターが押せないうちに、あっという間に上に登ってしまい良く見えないけど、
こういうやつだ。
えっ??カモシカって奈良にいるやつだよね?
こういうやつじゃないの?
ってちょっとビックリ。
「カモシカ」と「シカ」って、違う生き物だったのかと初めてしった日だった。
めちゃくちゃ幸せな気持になって、そのまま下っていくと、こんなに大きな滝がある。
この滝がもう一回見たかった!
前回は、実は私は滝のところまで来られなかった。
というのも滝のところまで下ってしまうと、登りがさらに辛くなってしまうため、階段を降りずに滝は上から眺めていただけだた。
しかし今回は足に余裕があった。
マスタロ隊長が、「ここ地面にみえるけど、水の上に落ち葉が浮いているだけだから」なんていいながら、歩ける場所を教えてくれる。
こんなところで足を濡らしてしまったら、冷えて地獄の下山になってしまう。
でも今回は近くまでいけて、記念撮影。
ビックリしたのが、滝の近くは、風圧が凄い。滝からかなり離れているのに、けっこう風に押される。
で、この時点で予定時刻より30分の遅延だった。
なにせバスの時間があって、一時間に一本もないために、前回のときも最後皆でダッシュだった。
こんなきれいな橋が何カ所かあったけれど、高所恐怖症ではない私でも下を見るとちょっと怖い。でも美しい。
そして、舗装された道に出てきたところで、隊長がバスの時間を確認すると、18分後にバスが来るという。
バス乗り場まで2.4キロある。でもこれを逃すと次は一時間半待つか、一時間以上舗装された道を歩かなければならない。
私たちが選択したのは、もちろんダッシュ。
重たい荷物を背負って、走る、走る。休まず走る。
そして1分前に無事到着。一昨年とまったく同じパターンだった。
自家製麦茶を飲もうとしたら、まるでビールのように泡立っていた。
そして達成感凄かった。最後の最後にレインコートを脱ぐ時間もなかったから、めちゃくちゃ大汗。
いや~でも山は本当に楽しい。今回マスタロ隊長と将来の夢なんか語りつつ歩いたので、精神的にも本当に良かった。
忙しい最中の登山だったけど、思考がスッキリしたというか、むしろ仕事を頑張れてしまうと言うか、とにかく良かった。
山にはぜったい何かある!あぁ~もっと鍛えてもっとキレイな山に行きたい。
次回はトレラン部の忘年登山。
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