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なんと!ニホンカモシカがいた!川苔山(川乗山)ハイキングその2

今日は、昨日の続き。

小雨の降る寒い川乗山の山頂を三分で出発して、今度はひたすら下る。

え~こんなところどうやって降りるの?と言いたくなるような、崖を下る。

なんと!ニホンカモシカがいた!川苔山(川乗山)ハイキングその2

この景色は、別に角度をつけているわけでなく、実際にこの見た目の斜面になっている。

山道になれているマスタロ隊長は、手を使うこと無くサクサクと歩いて行く。

雨も降ったので、落ち葉や濡れた岩でけっこう滑りやすい。

なんと!ニホンカモシカがいた!川苔山(川乗山)ハイキングその2

途中、マスタロ隊長が、「あ、これ熊の糞だ!」「けもの臭がする!さっきまで何かここに居た!」と教えてくれる。

奥多摩はツキノワグマが出るらしい。

入山するときにも、ツキノワグマが目撃されました。なんて看板を何度も見かけた。

そして私たちは出会ってしまった。

10メートルほど先に歩いていた、マスタロ隊長が、曲がりくねった山肌に沿って消えたと思ったら、目を丸くして数歩私の方へ戻って来た。

そして少し声を小さくして、

「ニホンカモシカいたーー!」

と…。

そぉーっと覗くと、私たちが歩いて行く道の真ん中に見たこともない生き物がいた。

目が合うとすぐに山を何歩か駆け上ったニホンカモシカが、今度は上から私たちを見ている。

ニホンカモシカって、鹿ではない。まったく違う生き物だった!

なんと!ニホンカモシカがいた!川苔山(川乗山)ハイキングその2

慌ててしまって、シャッターが押せないうちに、あっという間に上に登ってしまい良く見えないけど、

なんと!ニホンカモシカがいた!川苔山(川乗山)ハイキングその2

こういうやつだ。

えっ??カモシカって奈良にいるやつだよね?

こういうやつじゃないの?

なんと!ニホンカモシカがいた!川苔山(川乗山)ハイキングその2

ってちょっとビックリ。

 

「カモシカ」と「シカ」って、違う生き物だったのかと初めてしった日だった。

 

めちゃくちゃ幸せな気持になって、そのまま下っていくと、こんなに大きな滝がある。

 

なんと!ニホンカモシカがいた!川苔山(川乗山)ハイキングその2

この滝がもう一回見たかった!

前回は、実は私は滝のところまで来られなかった。

というのも滝のところまで下ってしまうと、登りがさらに辛くなってしまうため、階段を降りずに滝は上から眺めていただけだた。

なんと!ニホンカモシカがいた!川苔山(川乗山)ハイキングその2

しかし今回は足に余裕があった。

マスタロ隊長が、「ここ地面にみえるけど、水の上に落ち葉が浮いているだけだから」なんていいながら、歩ける場所を教えてくれる。

こんなところで足を濡らしてしまったら、冷えて地獄の下山になってしまう。

でも今回は近くまでいけて、記念撮影。

なんと!ニホンカモシカがいた!川苔山(川乗山)ハイキングその2

ビックリしたのが、滝の近くは、風圧が凄い。滝からかなり離れているのに、けっこう風に押される。

で、この時点で予定時刻より30分の遅延だった。

なにせバスの時間があって、一時間に一本もないために、前回のときも最後皆でダッシュだった。

なんと!ニホンカモシカがいた!川苔山(川乗山)ハイキングその2

こんなきれいな橋が何カ所かあったけれど、高所恐怖症ではない私でも下を見るとちょっと怖い。でも美しい。

なんと!ニホンカモシカがいた!川苔山(川乗山)ハイキングその2

そして、舗装された道に出てきたところで、隊長がバスの時間を確認すると、18分後にバスが来るという。

バス乗り場まで2.4キロある。でもこれを逃すと次は一時間半待つか、一時間以上舗装された道を歩かなければならない。

なんと!ニホンカモシカがいた!川苔山(川乗山)ハイキングその2

私たちが選択したのは、もちろんダッシュ。

重たい荷物を背負って、走る、走る。休まず走る。

そして1分前に無事到着。一昨年とまったく同じパターンだった。

なんと!ニホンカモシカがいた!川苔山(川乗山)ハイキングその2

自家製麦茶を飲もうとしたら、まるでビールのように泡立っていた。

そして達成感凄かった。最後の最後にレインコートを脱ぐ時間もなかったから、めちゃくちゃ大汗。

いや~でも山は本当に楽しい。今回マスタロ隊長と将来の夢なんか語りつつ歩いたので、精神的にも本当に良かった。

忙しい最中の登山だったけど、思考がスッキリしたというか、むしろ仕事を頑張れてしまうと言うか、とにかく良かった。

山にはぜったい何かある!あぁ~もっと鍛えてもっとキレイな山に行きたい。

次回はトレラン部の忘年登山。

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