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なにも運動をしていなくても、三ヶ月の練習でトレランの大会20キロは完走できる

 

ふと、私がトレランを始めたのはいつだろうと思って、写真を検索してみたら、2013年8月28日が初めて高尾山に行った日だった。

なにも運動をしていなくても、三ヶ月の練習でトレランの大会20キロは完走できる

(左:バッシー 右:マスタロ)

この頃はまだ、高尾山で朝ご飯を食べたりして、まるでハイキング。そして私は、高尾山駅から山頂までで脚の筋肉の限界だった。

この一ヶ月後に白馬のトレランの大会に出ているから、たった一ヶ月で20キロ完走できちゃうらしい(帰りは階段降りられなかったけど)

白馬の大会に出ると決まってから、7月にランニングシューズを買って、トレッキングシューズを買った(トレイルランニング用のシューズがあると知らなかった)

それまでは、階段をあがるのも辛かったし、10分の距離もタクシーに乗っていた。

それでも山道の20キロ完走できてしまう。

だから、トレランに興味があったら、部活に是非ご参加くださいませ。けっこうできるようになりますので。

 

どうしてトレランを始められたのかと考えると、何も知らなかったからだと思う。

白馬の大会にエントリーしたときは20キロの山道がどれだけ大変かなんて想像ができていなかった。フルマラソンの正確な距離さえ知らなかったのだから。

トレッキングとトレイルランニングの違いも知らなかったし、トライアスロンとアイアンマンの違いも知らなかった。

非国民と言われるほど、オリンピック開催時もテレビを見ていなかったのに、トレランを始めてから、価値観まで変わってしまったらしい。

特にトライアスリート、めっちゃ格好いいと思う。

アイアンマンとか、自分じゃ到底無理なので「きゃ~」って感じ。

スイム3.8km・バイク180km・ラン42.195km、合計約226kmこれって本当に凄い。

でも、このアイアンマンのかっこ良さは、大変さを知らない人にはなんの価値もないし、凄さがまったく伝わらない。

私自身もフルマラソンに出たり、トライアスロンのショートに出たりしたから、凄さが分かって「きゃ~」となる。

例えば友人のマスタロが、トライアスロンに出て、腕に書かれた番号を残しておいたら、会社の女性に、

「なんですかそれ?家畜みたいですね」

って言われたそうだ。もうこの話には大爆笑だったんだけど、けっきょくトライアスロンがどんなスポーツかと興味のない人には、まったくヒットしない。

なにも運動をしていなくても、三ヶ月の練習でトレランの大会20キロは完走できる

(日焼け止めで顔が白くなっているマスタロ)

トレランを始めたことで、自分のスポーツに対する許容範囲が一気に広がってしまった。

トレランのハードさがちょうど私の性格傾向にハマってしまったようで、スイムも大会で海を泳ぎ、もう死ぬかも?的な状況から、めちゃくちゃハマってしまったし。

だから、スポーツをまったくやったことのない人が、これから始めるなら、いきなりトレランはけっこうオススメだと思う。

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